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屍鬼(四) (新潮文庫)

屍鬼(四) (新潮文庫)

屍鬼(四) (新潮文庫)

作家
小野不由美
出版社
新潮社
発売日
2002-02-28
ISBN
9784101240268
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屍鬼(四) (新潮文庫) / 感想・レビュー

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ミュポトワ@猫mode

屍鬼4巻読了しました。この巻は、ひたすらに長い。しかも3巻から同じ章の続きって言う長丁場でしたが、クライマックス近くなってきたので楽しく読むことができました。ラスト1巻あるので、まだまだ伏線が張られていて、どこで落としてくるのかワクワクする内容ではあるので、続けて読みたいと思います。今回は久しぶりの小野先生の長編ホラーですが、ここまでそんなに怖くないので、最後どこまで怖くなるのかという点も楽しんでいけたら良いなって思います

2020/07/02

nobby

もはや誰が“死んだ”“起き上がった”の判別もつかぬ状態。その脅威に立ち向かおうとする大人・子供のどう戦えばいいのか、そして周囲にその危機感が全く伝わらない様子が痛々しい。中でも昭の奮闘、そしてかおりの死を覚悟した静信へのお願いが涙を誘う。一方、屍鬼になった面々も、また逢いたいから、あるいはただ空腹を満たすために人間を襲う様子にも切実感が…最後に屍鬼側にも少しずつほころびが生まれているが、その終結の着地点は全く想像できない。

2015/10/22

セウテス

【屍鬼】シリーズ第4弾。屍鬼たちの物語が展開しているにも関わらず、俊夫や静信らの行動が遅すぎるだろう。そうしている内にも、死体はどんどん増えて続けているというのに。正直、行動した方法にも疑問が残る上、2人の感性の違いにも違和感。生存がかかっている最中に、自分の観念的な思いを前面に出すなら、ただのめんどくさい奴ではないか。さらには、夏野の退場が全く理解出来ない、最後の態度にも疑問符がつくが。兎に角、物語は出揃った感が在るのに、イライラが募る状態である。面白くてページが進むのではなく、早く納得がしたくて進む。

2020/09/20

はらぺこ

あと1冊・・・。屍鬼に対抗する光明が見えては消える展開。屍鬼側の狡猾さに読んでて息苦しくなる。静信の言う事は正論かも知れないが、気付きながら行動を起こさない事は罪やと思う。屍鬼を殺すのに抵抗が有るなら、せめて沙子と交渉ぐらいしてほしい。不甲斐無い大人達を尻目に子供ながらに行動を起こした昭は無謀では有るけれど真剣に生きてると思う。姉のかおりの行動には胸が熱くなる。静信、動け! 恭子が屍鬼になり「閉ざされている」状態の尾崎家に何故か千鶴が侵入してる。「起き上がり」と屍鬼は別物って事かなぁ?

2010/06/28

takaC

この後に、更なるどんでん返しがあったりするのでしょうか?

2008/12/14

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