白銀の墟 玄の月 第二巻 十二国記 (新潮文庫)
白銀の墟 玄の月 第二巻 十二国記 (新潮文庫) / 感想・レビュー
starbro
小野 不由美は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。昨年末の第一巻に続いて、承の巻、第二巻です。400頁以上も費やしているのに、物語があまり進まないのは何故でしょうか?直ぐに第三巻を読みたいのですが、図書館の予約の関係で読めるのは2月になりそうです。続いて第三巻へ。トータルの感想は全巻読了後に。 https://www.shinchosha.co.jp/12kokuki/
2020/01/10
kou
まだまだ謎が多く、李斎や泰麒も報われず、読んでいて辛く感じることがあった。とりあえず李斎サイドも泰麒サイドも気になる終わり方だったので、早く続きが読みたくて仕方ない。
2019/10/19
南北
驍宗を捜す旅は続きますが、手がかりらしいものは見つかりません。一方、李斎たちと別行動を取り、白圭宮に戻った泰麒の意図も不明です。第1巻では姿を見せなかった阿選も登場しますが、こちらも泰麒を幽閉したまま、泰麒について探ろうともしていません。魂の抜けたような役人たちやいつの間にか役目を変わる役人など動かない政治状況にじりじりしながら物語が進みます。おそらく伏線と思われることがいくつか出てくる中、最後に驚きの展開で終わります。どう物語を終結させるか楽しみでもありますが、新刊発売まで待ち遠しい日々になりそうです。
2019/10/25
よむヨム@book
★★★★☆ 星4つ 私は、「泰麒」というキャラクターがあまり好きではなかった。 幼少で、麒麟として育てられなかったので、同情の念はあるのだが....。 しかし、「白銀の墟 玄の月 第一巻」の後半から、泰麒自ら行動を起こす。 泰麒自ら考え、阿選のもとへ乗り込む。 良いか悪いかは別として、李斎から離れ(独り立ち)、泰麒の活躍や苦悩を、次巻も期待したい。
2022/06/26
白いワンコ
驍宗の行方を追いつつも、微妙にすれ違い二手に別れた泰麒一行。これまで『十二国記』の世界に現れなかった道観という宗教要素の関わりが興味深い。得体の知れない数名の存在を意識しながら、次巻へ
2019/12/31
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