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6TEEN(シックスティーン) (新潮文庫)

6TEEN(シックスティーン) (新潮文庫)

6TEEN(シックスティーン) (新潮文庫)

作家
石田衣良
出版社
新潮社
発売日
2012-06-27
ISBN
9784101250564
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6TEEN(シックスティーン) (新潮文庫) / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

『4TEEN』の2年後を描く。かつての4人は、それぞれ中学生から高校生に。ここでも10の掌編のエピソードを繋いでゆく構成。ファン待望の続編だろうが、前作が持っていた瑞々しさとインパクトには及ばない。マンネリとまでは言わないが、この手法にもやや限界が見えてきたというところか。彼らが高校生になったことで、自由度は増すのだが、その反面で切迫感を喪失してしまうのである。作家自身もそう感じたのではないだろうか。したがって、『8TEEN』が書かれることはなさそうだ。

2018/11/08

初雪ハロー

なつかしい感じがしました。

2018/09/11

ゴンゾウ@新潮部

あれから2年、高校生になってあの4人が帰ってきた。学校は違っても変わらない4人の友情。少し大人になって見えてくる世界は変わってもいつもそばにいてくれる仲間ってとてもすばらしい。殺伐とした話題が多い現代でこんな友情が育めたら最高だ。このまま4人はまっすぐ伸びてほしい。もちろん変わらない友情で。

2017/01/24

chiru

先日読んで、胸を揺さぶられた傑作『4TEEN』の続編。 涙あり、笑いあり、切なさありの14歳から、16歳になった彼らのそばには、“憂鬱も退屈も不安もずっと具体的になる大人の世界”が、手を伸ばせばすぐ近くにある年代。 でも、いつも変わらない友達がいるから自分らしくいられるのっていいな。 友情って、回り道や失敗をたくさんしても、ちゃんと大人として飛び立つための補助翼になるのかもしれない。 ★4

2018/05/04

優希

面白かったです。『4TEEN』の4人が帰ってきました。16歳という大人の入り口に立った4人の仲間たちが高校生活を駆け抜けて行くのが爽やかでした。初体験、恋、同級生の死などを経験し、何かが変わったようで何も変わらないような微妙な世界を彷徨うのは、人生で1番多感な時期だからだと思います。笑ったり悩んだりしながら青春の真ん中を駆け抜ける。14歳の頃よりも早く走れると信じて。男友達っていいよな、と感じる作品。恋の話が多く感じたのは矢張り年齢だからでしょうか。

2016/04/23

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