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わがモノたち (新潮文庫 は 22-7)

わがモノたち (新潮文庫 は 22-7)

わがモノたち (新潮文庫 は 22-7)

作家
原田宗典
出版社
新潮社
発売日
1998-06-01
ISBN
9784101254272
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わがモノたち (新潮文庫 は 22-7) / 感想・レビュー

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背番号10@せばてん。

1998年7月5日読了。作者は原田マハのお兄さん。内容は忘却の彼方。

1998/07/05

issy

ムネノリ少年(と呼びたい)は僕より一回りほど年上で、であるからして彼の前を通り過ぎて行ったモノたちは僕のそれとはちょっと違うのだけれど、にもかかわらずどこか共通する懐かしい経験を思い起こさせて、そうそう男の子ってこんな感じだったなー、つーか大学生になってもこの程度のバカなこと考えてたなー、世代違っても一緒だなー、とほくそ笑んでしまう大人向けの楽しいエッセイ。昆虫採集セットの話はハッとさせられた。それにしても、モノの名前とか値段とか割と細かいことちゃんと覚えてるあたりがムネノリ少年ただものではない。

2012/08/13

ウメ

著者とは育った時代がちょっと違うため、同じモノを愛でることはなかったが。しかし、自分の琴線に触れてやまないモノがある感覚はよく分かる!さらに再確認したことは、やっぱり男子は機械バカ!!

2012/03/27

Uc0

原田さんのエッセイは本当、小説の合間に読むのにちょうどいいわ。今回はモノにまつわる原田さんの思い出が沢山書かれていた。 「泡沫グッズ」とは言い得て妙!夢を抱いて買ったけど、現実を突きつけてくるグッズってあるよね。 割と下積み時代の話が多くて、今まで読んでいた原田さんのエッセイとはちょっと違ったテイスト。 マヌケで笑えたり、学生時代のこっ恥ずかしいエピソードも好きで、もちろんこの本にもそういう話も入ってるけど、いわゆる「いい話」が入っていたのが新鮮。解説の鷺沢萠さんの文章もよい。

2024/08/24

ちばっち

愛すべきお馬鹿さんは健在です。「泡沫グッズ」の話が良かったです。「泡沫グッズに共通して言えることは、何年か後に冷静になってよおく考えてみると、どうして買ってしまったのか自分でも分からない、という点である。」にはげしく同意をしてしまいました。私にも見に覚えが…。そして解説で鷺沢さんが仰ってる「コイルがホース状になっててさ、階段のいちばん上に置いてやると、びよーんびよーんってなりながらいちばん下まで勝手に降りてくヤツ」も持っていました。そして同じくそれの名前が何なのか気になってます。誰か答えを!!

2013/08/30

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