夢判断 (新潮文庫 あ 7-2)
夢判断 (新潮文庫 あ 7-2) / 感想・レビュー
優希
上質なブラックが効いた短編集でした。思わずゾクッとするようなオチの物語が楽しめます。言い回しがインテリ風のところがありますが、それも嫌味なく読ませてしまうのは流石阿刀田さんというところ。少しの肌寒さが癖になる感じで面白かったです。
2017/06/30
優希
再読です。上質なブラックが効いた短編集なので、思わずゾクっとくるような感覚を楽しむことができました。インテリのような言い回しも気になることなく、物語の罠にハマってしまいます。深層心理を揺さぶる怖さと笑いが楽しい1冊でした。
2024/04/26
mr.lupin
以前から気になっていた、阿刀田高さん初読み。14編からなるショートショート集。どの作品も読みやすく多分30年以上前の作品だが、色褪せ感も無く受け入れることができた。ショートショートと言えば、星新一さんを思い出してしまうが、阿刀田さんの作品の方が少しブラック掛かっているようで、ちょっとアダルトな作品だったような気がした。『干魚と漏電』『ベターハーフ』『柳の下のジンクス』は秀逸だった。また機会があれぱ他の作品も手に取ってみたい。☆☆☆★★
2021/02/07
ちょん
ハードカバー版を読みましたが、見つからず(`ᾥ´)阿刀田さんののっぺりしたミステリー久しぶりに読みました。表題作も好きでしたが「干魚と漏電」も好きです。あとハードカバー版は表紙のイラストや文中の挿絵も素敵でした✨
2023/01/09
Yu。
“じわり じわり‥”とくる絞め技からのブラック落ちに魅せられるビターな14篇。。もうどれもこれもが個性的で印象深いですが、なかでも されど女性の掌な「銀座の恋の物語」 ‥ 若さゆえの “そうきたか❕” な 「ベター・ハーフ」‥ 悪が救われるという苦味満点な 「凶事」 は特にお気に入り。。
2024/04/17
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