短編小説より愛をこめて (新潮文庫)
短編小説より愛をこめて (新潮文庫) / 感想・レビュー
MIKETOM
短編の名手と呼ばれている阿刀田はやっぱ短編大好き人間のようだ。何としても短編の素晴らしさを知って欲しくてこんな本を書く。全三章に分かれていて、第一章はもちろん短編の素晴らしさを様々な角度から紹介していく。第二章はガラッと変わってギリシャ神話の話。阿刀田はこれも大好きらしくて、チャンスがあればその魅力を語るって感じ。様々なエッセイで取り上げている。まあ、話は大分被るんだけど、阿刀田ファンならば「また始まった(笑)」的に読んでる部分はある。第三章は阿刀田お薦めの短編作品。あまり知られてない作品が多いけどね。
2019/02/27
けいちか
短編小説への愛があふれているエッセイ。
2014/11/28
roku7777
久々な阿刀田もこれはエッセイ。とにかく「知識を楽しむ」人なんで読んでいて嬉しくなる。もうすっかりな好好爺だなぁと読んで思いました。最後の短編ベスト20は読んでみたく思わせるライン。
2020/01/20
まりにゃ
阿刀田高の円熟したエッセイ。30年前愛読した作家であり、読者である私自身の成長?(変化)もいろいろ感じながら、味わい深く読んだ。博学と文章の上手さが、さすが。
2013/09/05
ひろし
やっぱり阿刀田さんの語り口は心地よい。
2022/05/03
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