タワーリング (新潮文庫 ふ 47-1)
タワーリング (新潮文庫 ふ 47-1) / 感想・レビュー
いたろう
「タワーリング」と聞くと、その後に「インフェルノ」と続けたくなる。言わずと知れた高層ビル・パニック映画の名作だが、そのせいか、タワーリングという言葉だけで不穏なものを感じてしまう。小説の舞台は、誰がどう見ても六本木ヒルズ・森タワーがモデルと思われる(表紙の写真からして)、ウィンドシア六本木。このビルが何者かにビルジャックされた。最先端の設備を逆手に取って外部から孤立させる方法から逃亡手法、驚きのラストまで、クライムノベルとして一時も飽きさせない。実際に六本木ヒルズを舞台に映画化、というのはさすがに無理か。
2019/04/18
ゆみきーにゃ
《購入》すっごく読みやすかった。まさかまさかの展開に、最後まで楽しめた。
2016/02/05
カムイ
エンタメな作品でした😍最初は映画【ダイハード】的な物語なのかと思っていましたが全然違っていました。ビルジャックする犯行グループの動機には(ん、❓️)かるいでないかいと、出てくる登場人物は悪がいないので緊迫感に乏しさが如実に現れていて勿体ない。それでも面白く読了、ハッピーエンド的な終わりでしたね😆
2022/09/11
すたこ
★★★★★福田和代作品3冊目。これまた面白い!一章目から、何かが起きる予感が半端ない(笑)前二作と趣は違うけど、ハラハラドキドキはやっぱり凄い!犯人が紳士的なのもあり、少し物足りない気もするけど、相変わらず先が気になりすぎる。とにかくラストの衝撃と来たら…お見事!びっくりした。読み終えてから、もう一度プロローグを読み直したらとても良かったー。いつもより刺激は少なめだけど、楽しく読めた。
2018/08/10
siro
最初からエレベーターから異音とか、何か起こる雰囲気が。ワクワクしながら読みました。想像していた展開とは微妙に違いましたが満足です。最後の真相に驚いた。
2017/06/29
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