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冬芽の人 (新潮文庫)

冬芽の人 (新潮文庫)

冬芽の人 (新潮文庫)

作家
大沢在昌
出版社
新潮社
発売日
2015-02-28
ISBN
9784101260327
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冬芽の人 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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紫 綺

何かハードボイルド的ミステリの中に恋愛色が混ざっていて、大沢作品っぽくない印象。ミステリ要素が強く、先はどうなるのかハラハラ展開。横溝正史の○○村的要素もあり面白かった。

2015/08/14

タックン

再読。女性ヒロインのハードボイルドだけどちょっと恋愛色が強くて読みやすい。 始めは淡々と静かな雰囲気でヒロインの世捨て人みたいな感じが健気でちょっと息が苦しくなる感じだった。その割に起こる事件はハードでハラハラ・・・・。途中で何となくミステリーのネタはわかった。最後はバタバタだったのは残念。ネタの神髄は横溝正史みたい?笑 文庫で600ページ超えるけど警察物・ミステリー・ハードボイルドとして楽しめるのでお勧めですよ。

2015/06/30

GAKU

決してつまらなかったわけではないのですが、何か中途半端な作品でした。主人公はじめ登場人物達に魅力が感じられない。事件の真相も今一。何か出汁の効いていない醤油ラーメンを食べたみたい。大沢さんもうダメか?

2020/05/23

しょーくん@本棚再編中

★★★★★★★☆☆☆大沢さんの作品にしては、比較的穏やかに進んでいきましたが、真相に辿り着きかけてからは、激流のごとき展開でした。しずりにすっかり感情移入していたので、一気読みでした。

2016/03/18

はつばあば

ハードな女性に浸り過ぎていたので読むのにとまどった。「しずり」名の如く儚く見えて凛とした姿勢に男性は惹きつけられる。(今の若い男女は逆転しているから、女は男に甘えてなんぼってものじゃなく、男性の方が甘えたがっているのだ)。上司中谷が間々にいい味をだして、これこそいい男だねぇと思っても恋に結びつかない。女は年令など気にしないで、若い男に惚れるっていいもんだよってけしかけられてる。いやいやロマンス満載のサスペンスですよ。ただ・・ハードボイルドでなかったのと、私に無いしずりの魅力に嫉妬しているだけです(;O;)

2015/09/23

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