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ぼくの住まい論 (新潮文庫 う 22-2)

ぼくの住まい論 (新潮文庫 う 22-2)

ぼくの住まい論 (新潮文庫 う 22-2)

作家
内田樹
出版社
新潮社
発売日
2014-12-22
ISBN
9784101260624
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ぼくの住まい論 (新潮文庫 う 22-2) / 感想・レビュー

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けぴ

内田樹さんが75畳の武道場を持つ自宅を作る話。武道場は公の場として皆に開かれた場所となる。母港として「こまったことがあったらいつでもおいで」と呼びかける。帰る場所があるという気持ちの支えが人間の心身パフォーマンスを向上させる。内田樹さんのような大人の教育者ならではの金言。

2019/09/25

佐島楓

とてもあたたかくて良い本。ひとつだけ問題点がある。先生の文章をぶった切るように写真を挿入するのはできればやめていただきたかった。でも本当に良い本です。

2015/01/26

さきん

南から吹くやわらかい風、“凱風”。神戸の一隅にその名を冠した著者の自宅兼道場「凱風館」が竣工した。この手で道場をつくりたいと願い、「宴会のできる武家屋敷」を目指した思想家・武道家の家づくりの哲学とは――書斎、合気道稽古、能舞台、寺子屋学塾、安眠……住まうことは生きること、教育の奇跡を信じ、次世代への贈り物としてウチダタツルが考え抜いた「住まいの思想」。 

2015/10/17

jun

いつでも帰ることのできる母港となる母校、家。残念ながら、私にはその両方ないけれど、(今住んでる家が母港になるのかな)とても共感できた。凱風館、ちかくにあったら合気道やってみたいな。道場ではないけれど、家の中を整えて綺麗な気のある場所にするということの意味を最近考えさせられるとが、多い。掃除や整理整頓は全て、整えるためにあるのかな。他の方も書いてますが、ページレイアウトは酷いと思う。

2015/07/10

マル

本書はフランス哲学がご専門の内田樹先生がご自分のお住まいを神戸に建てるまでの経過をまとめたものです。内田先生は大学で教鞭を執りながら合気道の研鑽も行ってきた、現代では珍しい教養人です!内田先生は長年、自分の道場を持ちたいという夢があり、大学退職が近づいてきたことに合わせて、ついに道場兼自宅を建てるという念願に着手します。自分から見た内田先生は「実践する哲学者」、あるいは「哲学する実践者」といった感じで、ご自身の言葉と行動が根っこのところでは揺らがない方だなぁという印象を持っています!(続く)

2015/10/16

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