小説検定 (新潮文庫 な 88-1)
小説検定 (新潮文庫 な 88-1) / 感想・レビュー
pino
上級問題は、トホホな結果だったが、本書の目的は正解率を競うことではありません。の一文に励まされた。クイズ形式をとっていながら、実は本読みさんの為の道案内のようにも思える。とにかく楽しい。もっと本を読みたくなること必至。今まで読んでなかったジャンルに挑戦しよう。(問題を作成した南陀楼さん自身も、クイズのテーマにそった小説を読むうちに読書の幅が広がったそうです)コラムの一つ、「本好きと猫好きは何故か似ている」の考察、犬小説はめったに見かけないとは、その通りデス。南陀楼さんにお会いしましたが、味のある方でした。
2015/11/14
れみ
色々な小説から8つのテーマで出題されるクイズの本。初級は読んだことない作品のものでもわりと答えられたけど、中級と上級はかなり難しい。クイズに出てきた作品のあらすじが紹介されてたりするので、読んでみたいと思う作品がいっぱい見つかった。
2015/05/15
芽
なかなか難しかった。 もっと本を読まなとなーと感じさせられた一冊。 メジャーな問題からマニアックな問題まで面白かった。
2015/02/24
kochi
いかにも怪しげな「「南駱駝楼綾繁(ナンダロウアヤシゲ)」という名前がクイズの出題者としていいんじゃない」と理由で始まったらしい、小説を題材にした雑誌「yom yom」の連載。クイズは簡単なのからマニアックなものまで種々様々で、素直に楽しめた。初級編の問題こそ面白く見せるのが大変だったとのこと。南駱駝さんのコラムも楽しく、特に、「ブラバン」愛には、影響されそうになる。著者よりちょっと似ていると認定の「ニャンダロウ先生」ほかのイラストは、不忍一箱古本市の絵も描いている「はと」さん。よく似ていると思うf^^;
2019/09/21
sawa
★★★★☆ 「yomyom」で連載しているものをまとめたもの。初級、中級は未読作品に関しての問題でもほとんど解けるけど、上級はなかなか難しい。いい暇つぶしにはなる。
2014/11/14
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