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撓田村事件: iの遠近法的倒錯 (新潮文庫 お 66-1)

撓田村事件: iの遠近法的倒錯 (新潮文庫 お 66-1)

撓田村事件: iの遠近法的倒錯 (新潮文庫 お 66-1)

作家
小川勝己
出版社
新潮社
発売日
2006-01-01
ISBN
9784101264516
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撓田村事件: iの遠近法的倒錯 (新潮文庫 お 66-1) / 感想・レビュー

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yumiDON

めっちゃ面白かったです。山あいの村に伝わる犬使いの伝説、凄惨な殺人事件。横溝さんのオマージュと言う前評判に納得の本作でした。中盤くらいまでは、助長にも思える話展開ですが、畳み掛けるような終盤に思わず生唾を呑み込んでしまった。いや、すごい。伏線の回収が美しく、気持ちよく読み終わった本作でした。オススメしてくれた読友さんに感謝です。

2016/06/03

てつ

うーん、ストーリーも設定も中途半端だなあ。横溝さんのオマージュならもっとやりようもあるだろうに。

2019/02/09

はらぺこ

横溝正史へのオマージュらしいけど、自分は横溝正史を1冊も読んだ事がないのでどのぐらいオマージュかは知らん。読んだ事がある人は多分「おっ!」てなるんでしょうね。 主人公(?)の阿久津智明を好きになれませんでしたが、この智明やからこそ犯人が炙り出されたんやろうから仕方ないです。 ページ数は結構有るけど苦にならなかったです。

2015/04/22

じゅんぢ

横溝正史へのオマージュをこめて書かれた作品らしいけど、成功しているとは、言い難い。もはや平成を舞台に横溝正史の世界観を出すのは難しいのか。横溝作品が好きな僕としてはなんか、寂しいなと思う。

2018/12/21

yucchi

小川勝己氏初読み。序盤は中二病全開の中3男子が悶々としている話だったので、「まさかずっとこの調子なのでは..」と心配したのだが、一度事件が起きた後はスムーズに読み進められる。前科者の探偵役と二転三転とする結末といろいろこじらせた人が多くてなかなかカオスなのだが、ラストで少ししんみりとしてしまう。中二病の話を「あ~ハイハイ(。-∀-)」と流していると終盤に損をするので、話はちゃんと聞いてあげましょう(笑)

2016/09/18

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