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不知火海 (新潮文庫)

不知火海 (新潮文庫)

不知火海 (新潮文庫)

作家
内田康夫
出版社
新潮社
発売日
2007-08-28
ISBN
9784101267272
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不知火海 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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ヨーコ・オクダ

裏表紙の煽り文「歴史に残らぬ空前の大犯罪を描いたサスペンス巨編」…さすがに煽り過ぎやろw浅見光彦シリーズでそんな方向に持っていくのは結構難しいと思われー。それはさておき、この作品自体は面白かったというか、キレイなおさまり方が良かった。昔話風?時代劇風??に、悪者たちが欲に目がくらんで自滅するという…。炭鉱跡、不知火にまつわる九州方面がメインの場所設定。不知火と臨界を結びつけるとは…内田センセ、なかなかやってくれるねー!

2017/07/03

steamboat

久々の浅見光彦シリーズ。謎の隣人から預かった謎の箱とその中身の過去を追っていく話。このシリーズにしてはすごく平和で穏やかなのでスピード感はあまりないが、相変わらず面白かった。不知火って実際見えるものなのか、と思って画像検索したら艦これの画像ばっかり出てきた・・・。

2015/04/19

もりりんの母

好きな内田センセの作品 炭坑の労働と髑髏と不知火と代官山アパートと… その頃の問題となる事柄が折り込まれてる。 ストーリーはゆっくりで、結末はなんとなくあっけなかった。

2015/06/08

よっぺー

浅見光彦シリーズでは殺人事件が起きない珍しい作品。不知火や実際に起きた過去の大事故を上手く盛り込んでいて、なかなか面白かった。

2014/11/28

mn(エムエヌ)

やはり内田ミステリーは素晴らしいです。斜陽化して消えた炭鉱と代官山アパートが不知火伝説というテーマのもとで複雑に絡み合いながら予想外の結末へと展開していく様は見事でした。それにしても不知火の正体を明かしてくれるのかと最初は期待していましたがさすがにそこまではいきませんでしたね。でも炭鉱の悲劇は十分に伝わりました。坑口で爆発事故から運び出されてくる労働者を見た事実がよみがえります。

2014/10/18

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