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豆の上で眠る (新潮文庫)

豆の上で眠る (新潮文庫)

豆の上で眠る (新潮文庫)

作家
湊かなえ
出版社
新潮社
発売日
2017-06-28
ISBN
9784101267722
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豆の上で眠る (新潮文庫) / 感想・レビュー

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湊作品は毎度続きが気になりすぎて読む手を止めることが出来ない圧倒的な引き付ける力があると思いました。事実が判明すると途端にあっという間に終わるので結衣子のその後の家族との接し方や人生が気になるところです。豆の上で眠るお姫様の話は知りませんでした。結衣子の気持ちにそっくり当てはまる例えだと思います。個人的にはおばあちゃんと冬美さんがまともで良かったです。

2018/02/08

カメ吉

読後感はやっぱり湊かなえ作品でした。結末は想定の範囲内のネタかな?って感じでしたが、結末への導き方がさすがに上手いと感じます。謎が解明された後も残るモヤッと感とこの姉妹?3名の行く末は…?ってやっぱイヤミスでしたね。

2017/07/31

bunmei

読後、やっぱり湊作品だ…と、大きな溜息をついて最後のページを閉じました。小学生の女の子を主人公にして、これだけの長編ミステリーに仕立てる構想力はさすがです。真相に迫る後半は一気読み間違い無し❗️病弱な姉と活動的な妹の仲良し姉妹。ある日、姉が失踪。捜査も行き詰まった2年後に突然、保護されて家に戻ってきた。しかし、妹は戻った姉に何か違和感を感じ、大学生になった今も尚、疑念は払拭できないで、真実を求めようとする。「豆の上で眠る」ような微かな違和感を一つ一つ崩していく湊ワールドに、ドップリ浸かりました❗️

2017/08/14

Die-Go

駅中無料図書より。小学3年生から2年間行方不明だった姉が突如戻ってくる。 しかし、妹はその姉が本物かどうかを信じることができないでいた。どんでん返しが起きる終盤まで、中弛みもなく一気に読ませる。しかし、この展開には無理がある気もする。★★★☆☆

2018/06/08

Atsushi

ミステリー好きの家内に薦められた作品。第六章までが何とももどかしい。本当の姉と幼い頃8年間を過ごした姉。血の繋がりか思い出か。どちらを選択するのも難しい。本当に「本ものって、なんですか」と思った。本作とは全く関係ないが、ずっと前に観た映画「そして父になる」を思い出した。

2017/08/13

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