闇の伴走者: 醍醐真司の博覧推理ファイル (新潮文庫)
闇の伴走者: 醍醐真司の博覧推理ファイル (新潮文庫) / 感想・レビュー
ehirano1
漫画界のリアリティが強く印象に残りました。解説では漫画界のリアリティではなく、「キャラクター」、「プロット」、「漫画の凄味」これらそのものの魅力が本書の価値であるとのことですから、当方は再読する必要があるようです。
2016/10/02
ゴンゾウ@新潮部
漫画原作者の作品だけあって業界のことがとてもリアルで面白かった。ドラマはまだ見ていないが松下奈緒さんと古田新太さんのイメージがシンクロしました。
2019/03/09
Bugsy Malone
漫画家の浦沢直樹さんや伊藤潤二さんとのコンビで知っていた著者のシリーズ第一作。数々の名作漫画を手掛けた長崎尚志さんの事だからさぞかし面白いだろうなと思って読んでみたら、これがことの他面白かった。漫画をkeyにした謎解きの過程も際立っていたし、漫画についての蘊蓄や漫画編集者の実態もとても勉強になりました。読み終わる直前にドラマ化された第1話も観ちゃいました。2作目は「邪馬台国」らしいのでそれもまた楽しみ。
2019/09/20
KAZOO
浦沢直樹さんのコミックの原作にほとんどかかわっている長崎さんのミステリーです。主人公のフリーの漫画編集者のプロフィールに惹かれてしまいました。容貌魁偉、スナックやせんべいばかりを食べているが部屋はきちんと整理整頓されていてと面白いキャラクターです。漫画界の内情などがよくわかりました。若干折原一さんの作品を読んでいるような気分になりました。2作目が出たようなので文庫になるまで待ってみます。
2015/04/25
財布にジャック
漫画家の浦沢直樹氏の「20世紀少年」や「BILLY BAT」を共同で考えられた長崎さんならではの、なるほど複雑なストーリー構成でした。ドラマや漫画だったら、もう少し解りやすかったかもしれませんが、文章だけでは、どうにも頭の中がごちゃごちゃになってしまい、収拾がつかなくなってしまいました。しかし、意外な犯人だったことだけは確かだし、編集者さんならではの内容が盛りだくさんでした。
2016/07/26
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