ダイスをころがせ!〈上〉 (新潮文庫)
ダイスをころがせ!〈上〉 (新潮文庫) / 感想・レビュー
やも
これは好きな方の真保裕一さんだ、めっちゃ面白い😆‼️【奪取】と同じ位のスタートダッシュで一気読み🏃💨かつてのライバル・天地が国政選挙に無所属、背水の陣で挑む。その手伝いを頼まれた男・駒井健一郎が主人公。挫折あり、舌戦あり、熱意あり、足元を掬われそうになるピンチあり、家族の理解はあったりなかったり、働き盛りの30代中盤はてんてこ舞い‼️守りに入ってもおかしくない年齢を理由に後ろ向きな生き方をしない彼らに、どうかどうか報われてほしい…そんな気持ちで読み終えた。闘いはまだこれからが本番。いざ下巻へ!
2023/11/28
Satomi
東大卒の元記者と元商社マンが二人三脚で挑む国政選挙。男の人が熱っぽく未来を語る姿はどうしてこんなに胸を打つんだろう。何度となく鳥肌がたち魅せられた。無所属、地盤、看板、カバンなし。無謀とも思える挑戦。果たして当選するのか!?気になる~ソッコー下巻へ!!
2015/05/08
mazda
ものすごく内容の濃い1冊です。政治のこと、こんなに真面目に考えたことなかったな、と自己反省しつつ、この先の展開が楽しみな内容です。しかし、選挙というのは、本当に「お金」なんだな、と。事務所荒らしは一体誰だったのか?下巻が楽しみです。
2013/09/21
まゆ
無所属で国政選挙に挑戦するお話。相変わらずの細かい描写はさすが。読んでいていちいち目に浮かぶよう。。そう、身内はお祭りみたいになりがちなんだけど、それだけじゃダメだし、難しいんだな。選挙に携わる仕事をしていたことがあって。選挙についてはイロイロ思うところがあるので、投票は必ず行ってるけれど。。最近は選挙公報を読む程度で。ちょっと反省しつつ、下巻へ。
2014/02/09
くまんちゅ
政治をやるにしては若いが、世間的には立派な大人として見られる34歳という年齢で白紙の状態から選挙に挑戦する達彦と健一郎。理想論で突き進む彼らに読んでいて清々しさも感じるが危うさも感じる。同時に一般人が出馬するのには高い壁があるんだなぁとも感じる。作中にある、政治家ばかりに責任を押し付けるのではなく有権者もその責任を感じるべきだという考えには大いに共感。
2010/11/27
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