女歌 (新潮文庫 な 12-4)
女歌 (新潮文庫 な 12-4) / 感想・レビュー
nemuro
たしか、滝川の「ブックオフ」で見かけて購入。巻末に「この作品は昭和61年9月新潮社より刊行された」とあって、奥付を見ると「昭和63年7月25日 発行」。「中島みゆきが出逢った六人の魅力的な女たち。それぞれの人生を鮮やかに描く、初の書き下ろし小説」とのこと。「僕達はたぶん同じ年のはず」であるらしい作家の村上龍が「幸福という言葉に惑わされない女達」のタイトルで解説している。小説の中にも「中島みゆき」が登場してくるし、実録のようで面白い。そもそも彼女の歌って、聴きながら映像が浮かんできて、それぞれが物語だった。
2020/10/06
MASA123
10年ほど前に図書館で借りたとき、マンションの隣人の話と、中島みゆきのバックで歌うコーラスガールの話が、印象にのこり、もう一度、借りてきて読んだけど、やはり、この2話がよかった。絶版の文庫本なので古書店にあれば買って手元に置いておきたいが、ネットで入手しようとまでは思わない。
2021/10/08
白いカラス
中島みゆきさんの短編集です。昔ラジオで聴いた内容やライブでの話しが2.3あったような気がします。コーラスガールやもう一人のmisss Mなど思いで深かかったですね。
2022/06/29
DearestAnna0109
本作品は8編の短編からなる作品集で、小説集となっているのですが、各話に中島みゆきなるミュージシャンがメインキャラクターとして登場するので、あれちょっと長めのエッセイかなとも思ったりします。 全体として、彼女の曲やラジオDJとして知っている中島みゆきの世界観をそのまま言葉を使い文章化したような作品で、安心したような嬉しいような気持ちになった読後でした。
2018/07/05
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