死者の電話 (新潮文庫 草 287-4)
死者の電話 (新潮文庫 草 287-4) / 感想・レビュー
タツ フカガワ
先日読んだ藤沢周平さんのエッセイ『帰省』に本書の解説が収録されていた。「簡潔で洗練された文章、明晰な論理性(中略)、また市民的な平衡感覚というものも、日常性をきちんととらえながら推理小説のたのしさも満喫させる」というので読んだ次第。文庫340ページほどに短編13作。手にした図書館本は茶色に変色していましたが(初版昭和60年1月)、表題作はじめ「地に帰る」「父の筆跡」「約束」など望外に面白く、他の作品も読みたくなりました。ちなみに巻末の藤沢解説は切り取られておりました。
2020/08/20
紡ぎ猫
古本で手に入れたかなり古い本。ミステリー短編集だけど、どの話もそれぞれひねってあって、最後までどうなるのか目が離せない話ばかりだった。
2013/02/07
コマンドー者
短編の名手である佐野氏の昭和後期の短編を集めた作品集。やはり佐野氏は長編よりも短編の方が面白い。解説は意外な藤沢周平が書いている。
2023/11/21
kanamori
☆☆☆
2010/10/09
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