天平の女帝 孝謙称徳: 皇王の遺し文 (新潮文庫)
天平の女帝 孝謙称徳: 皇王の遺し文 (新潮文庫) / 感想・レビュー
金吾
かなりの公私混同する人であるというイメージの孝謙天皇を違う視点でとらえた作品です。私はこの時代はあまり詳しくはありませんがそういう可能性もあるなあと思わせる展開であり面白かったです。
2021/06/28
鳩羽
孝謙称徳天皇が崩御し、流罪になっていた女官の広虫は帰郷した。主従を超えて心を通わせていたと思っていた女帝が、薨る前に遺詔を残していたと知り、広虫はその文書の行方を気にするが…。広虫や由利といった女帝の女官らの目線や回想から、亡き女帝の人生をたどる。その歴史が書き換えられ、女帝が抱いていた夢や理想の国はまだ尚遠い、と思わされる壮大なロマンだった。歴史の通説やスキャンダルと、いかにもありそうなつまらない政治はいつも紙一重で、そこにifの切り口を開いて見せるのが、歴史小説の愉しみなのだろう。
2018/06/26
ころちくわ
奈良時代、二度も皇位についた偉大な女帝、孝謙天皇・称徳天皇の物語。聖武天皇の娘で女性で初めて皇太子になった。「歴史は繰り返す。それは人が歴史から学ばないからだ。」
2023/09/06
千日紅
内容(「BOOK」データベースより) 奈良時代、二度の皇位についた偉大な女帝、孝謙称徳。彼女は生涯独身を貫き、民のため、国のため、平和な世のために、全力をつくした。大仏開眼供養、遣唐使の派遣。逆臣たちの内乱を抑え、僧道鏡を重用し、九州の民・隼人を侍童として置いた―女帝の突然の死と遺詔の行方、秘められた愛の謎を追い、一人の人間として、そして女性としての人生を求めた女帝の真の姿を描く、感動の歴史小説。
2020/08/01
とーあ
母光明皇后が亡くなり、愛する仲磨呂に裏切られ、道鏡に救われるものの…。とにかくつらい!古代の話とは思えないぐらいシンパシー感じた。男性社会で女性が活躍するようにしたいというのは、今流行りのテーマよね。解決の糸口はどこにあるのでしょうか。
2018/10/18
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