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脳のからくり (新潮文庫)

脳のからくり (新潮文庫)

脳のからくり (新潮文庫)

作家
竹内薫
茂木健一郎
出版社
新潮社
発売日
2006-10-30
ISBN
9784101299518
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脳のからくり (新潮文庫) / 感想・レビュー

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禿童子

サイエンスライター竹内薫の「脳科学お勉強ノート」。とことん素人向けのやさしい解説とうたっているが、クオリアの説明は茂木健一郎に譲っている。竹内さんの言う「人間の意識を科学的に究明すると、宇宙の万物が何らかの意識を持つというオカルト的な言説に近づく」というジレンマが興味深い。脳科学はちょっと眼を離すとドンドン新しい知見が生まれて、この本の内容も少し古く感じるが読むべき本を紹介する「入門書の入門書」という点ではまだ役に立つ。意識を科学の対象にすると宣言したクリック論文が1990年とごく最近であることは意外。

2019/01/17

あっきー

⭐3 脳の分かりやすい入門書で良くできている、この本はペンローズについて説明があるのを期待して読み始めたのだが一言だけで説明終了だったのでチト残念だ、著者には細胞レベルで波動の収縮が起きている所の詳しく分りやすい解説を期待している、終わりにで宇宙のすべてが関係性のネットワークとしてからみあっていてその関係性から意識が生まれるの辺りは先日読んだゼロポイントフィールド(波動エネルギー域)と似ていると思った、巻末のオススメ脳の本を活用していきたい

2021/09/06

へくとぱすかる

すでに知っていたことも多かったが、コンパクトにまとめられていて、おもしろく読了できた。意識がどんな物質にでも希薄にネットワークとして広がっているという仮説は、確かに魅力的で、だれしも一度は考えたことがあるはず。そうでなければ確かに意識の起源を説明できなくなる。ただし。そのメカニズムは一切不明。ここに科学と哲学の接点があるように思える。

2013/11/07

ふろんた2.0

脳科学ブームの頃に出版された本。サイエンスライターの竹内氏が脳科学者の茂木氏を仰ぎながら要所をまとめたノートのようになっている。この2人は大学時代から親交があったのか。

2015/06/17

ひよピパパ

脳科学の入門書。後半はやや専門的になるが、脳の不思議さを存分に教えてくれる。270頁に多くの“オススメ”脳の本が掲載されていて有益。

2022/02/16

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