名将の法則―戦国十二武将の決断と人生 (新潮文庫)
名将の法則―戦国十二武将の決断と人生 (新潮文庫) / 感想・レビュー
gonta19
2011/10/1 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。 2014/4/15〜4/26 毛利元就、三好長慶、武田信玄、上杉謙信、織田信長、細川藤孝、前田利家、島津義弘、豊臣秀吉、伊達政宗、藤堂高虎、徳川家康の12名について、安部氏流の切口で分析。戦国時代に与えた外圧の影響など興味深く読んだ。藤堂高虎については、あまり良く知らなかったが、とても面白い人物だ。主人公に据えられた小説があれば、読んでみよう。
2014/04/26
アイゼナハ@灯れ松明の火
毛利元就から徳川家康まで12名の逸話を揃えた安部龍太郎流戦国武将列伝。日本の戦国時代とグローバルな大航海時代が隣り合わせだったことに着目した解釈が、個人的には斬新で面白かったです。織田信長の章の副題が『怒れる流通王』というのが何とも(笑)島津義弘の晩年が国許では不遇だったという話も成る程って感じで面白かったです。
2011/11/03
Book Lover Mr.Garakuta
人生を生きる智恵を多く与えてくれた一冊だった。
2020/09/21
sin
有名戦国武将(大名)の人生。秀吉の朝鮮出兵の理由がなるほどな…と。当時の世界情勢と統一後の状況と諸々事情があったんだね。
2017/11/09
鬼山とんぼ
文庫版で再読。やはりこの作品は非常に良い。安部龍ファン自認の者は必読だし、この時期の小説が好きになり始めた初心者にも大いに参考になるはず。著者がライフワークとして戦国時代の状況を経済や宗教も含め網羅的に把握しているからこそ書ける、武将の総まとめ。ただ単行本の評で指摘した、秀吉についての通り一遍の記述など、改訂はなされておらず残念。今後、本能寺の変やイエズス会関連の最新情報も盛り込んだ増補改訂版を出していただきたい。あるいはタイトルを変え、戦国武将の人物抄録の定番となるよう尽力を願いたい。
2024/02/16
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