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蒼き信長 上巻 (新潮文庫 あ 35-12)

蒼き信長 上巻 (新潮文庫 あ 35-12)

蒼き信長 上巻 (新潮文庫 あ 35-12)

作家
安部龍太郎
出版社
新潮社
発売日
2012-11-28
ISBN
9784101305233
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蒼き信長 上巻 (新潮文庫 あ 35-12) / 感想・レビュー

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優希

再読です。単身城を飛び出し、奇抜な格好でいたことから「うつけ」と嫌厭された信長。それが革命児へと通じているのだと思いました。知られざる信長の青春とも言えますね。

2023/03/07

優希

最初の方は信長の父・信秀を中心に描き、信長については後半の方で描かれます。そのせいか、信長がどれだけ信秀の影響を受けているかが分かりました。今度、どういう活躍をするのでしょう。下巻も読みます。

2022/05/10

巨峰

若き日の織田信長。というよりはその父織田信秀が上巻の主役。信秀とそのその時代をここまで詳しく描いた小説を読んだのは初めてなので楽しかったです。のちに信長をささえる名臣たちも徐々に登場してきます。宮城谷昌光さんの「風は山河より」の前半を織田側からみた小説とも思いました。

2015/06/30

アイゼナハ@灯れ松明の火

上巻は信長というよりも、父上である織田信秀の活躍が生き生きと描かれていて非常に興味深く読みました。尾張弁(?)丸出しのセリフも楽しい…信秀以外は士言葉なのでギャップが楽しいのかもね。当時の貨幣価値を現在のレートに置き直して表示してくれてるので、関銭・津料に着目した商業経済基盤を持つ織田家が如何に裕福であったかが実感できる感じもいい。残念ながら父上は、失意のなかで世を去っていく訳ですが…その後、信長が家中、ならびに尾張を掌握するための苦難について、割と細かく描いていく感じなのでしょうか。下巻も楽しみ。

2012/12/15

只三郎

前半は織田信長の父親である信秀を中心に描き、後半から信長の活躍が描かれている。 父親亡き後の信長の立場は、織田家の中でもかなり不利な立場であった。しかし、その逆境の中にありながら、先の先を読み、果敢に行動に移し、実現する力には驚嘆してしまう。 どうすれば、彼のような男が生まれてくるのだろか?

2018/07/07

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