KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

精神科医が狂気をつくる: 臨床現場からの緊急警告 (新潮文庫 い 84-4)

精神科医が狂気をつくる: 臨床現場からの緊急警告 (新潮文庫 い 84-4)

精神科医が狂気をつくる: 臨床現場からの緊急警告 (新潮文庫 い 84-4)

作家
岩波明
出版社
新潮社
発売日
2013-12-24
ISBN
9784101305745
amazonで購入する Kindle版を購入する

精神科医が狂気をつくる: 臨床現場からの緊急警告 (新潮文庫 い 84-4) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

キムチ

代替医療、サプリ、脳トレの項はミーハー的感覚で面白い。ネット・メディアの情報洪水の毒はつとに言われているのに、浅はか故の哀しさ、私含めて、洗脳され易いのだろう。介護保険スタート時、川島氏の名前がどれだけ持て囃されたか!今となっては、嫌な思い出としてのこる。医薬分離の功罪すら、真相は?太古、医学と宗教は不可分、密接していたことを思うと胡散臭さが増すのは宜なるかな…まつりごとすら、そこに組み入れられれば、個個人が確りしない事には先が危うい。症例、何れも現実味があるため、人の心の脆さが痛い。絡み合う社会の宿命か

2016/02/03

GAKU

何冊目かの岩波明氏の著書。今回も色々な精神障害の実例を挙げ、更に一部の精神科医の間違った治療法、投薬の副作用などを過大に報道するマスコミ等に対して、鋭い指摘を述べています。ここまで大々的に非難をして、この先生大丈夫なのでしょうか?専門化ではない私にとっては、ここで著者が述べている事が正しいのかどうかの判断は出来ません。アマゾンでこの著書の評価を見ると、星5つと星1つの真二つに分かれています。ある意味、このような著書は面白いですね。私自身は興味深く読む事が出来ました。

2016/02/01

fseigojp

臨床精神医学で多年の研鑽をつむ著者が、もう黙っていられないと書き下ろした。薬物療法の重要性をあらためて強調。話を聞くだけでは治らない。鬱は心の肺炎なり、心の風邪なんかとなめるととんでもない!

2015/09/16

猫丸

エアコンが壊れたら修理に出す。が、なんとなく不調であっても、だましだまし使い続けることだってあるよね。そんなふうにして、まったくと言っていいほど医者にはかからずに生きてきた。家族五人分、年間で100万を超える国民健康保険料を払っているが、僕個人はここ30年で医者に行ったのは二回だけ。新型インフルエンザの検査と(結局陰性)、鎖骨骨折で行ったのと(初診だけで結局市販のサポーターを買って自力で治した)。普通の人はかかりつけの歯医者さんがあると聞くが、歯医者なんてオソロシイところは子供の頃以来行ったことはない。

2022/07/05

shamrock

内容とタイトルが合ってない。内容の大半はマスコミ批判にしか思えない。脳科学への反論は面白かったけど。看板に偽りありというか、週刊誌レベルの内容というか。そもそも、批判するときに「データがない」とか書いてるのに、自分もデータを挙げてないので、信じていいかわからないんだよね。マスコミとは逆の立場からマスコミと同じことをしてみた本ということか。やれやれ。

2014/05/03

感想・レビューをもっと見る