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運のつき (新潮文庫)

運のつき (新潮文庫)

運のつき (新潮文庫)

作家
養老孟司
出版社
新潮社
発売日
2007-03-28
ISBN
9784101308340
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運のつき (新潮文庫) / 感想・レビュー

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かいちゃん

バカの壁が面白かったからこれを購入。難しいところもあったが、哲学とか科学とかそういうのでなくて、死の捉え方が独特だった。

2020/12/01

AKIKO-WILL

タイトルに惹かれて読んだら最初は、「死」について論じるのでビックリした!人の寿命は時の運、死ぬも生きるも運がつきまとう。だから、自分はいつ死んでもよい。只の死体になるだろう。と解剖学の先生らしい悟りです。前から養老先生の話は哲学的だと感じたがこの本は仏教の基本的な考え方が随所に出てきます。そして、印象的なのは日本人は生きていない。それは、日本人には「世間」があるからと。人として生きるよりも世間の中で生きる日本人。あまりに世間を気にしすぎて精神の自由がない。これが人生を生きるのに手かせ足かせになっている。人

2014/02/27

やまゆ

とにかくよく考えている養老先生。だからこそ納得させられる。日本人が世間の中で生きているという考え方が、なるほどとてもよくわかりました。

2014/08/17

シルク

表装見間違いで再読。語り口が芸人のように面白い著者の、両極端の議論があって戦わせて始めて「中庸」があるというのに納得。番外で「普通の女性の顔を幾多にも重ねていくと、いわゆる美人が出来上がる不思議」も虫の話に負けず劣らず楽しかった。でも、最終的には東大紛争を経験してきた東大教授はバリバリの歴史誤認の左翼、団塊の世代だったのだが。特に特亜に関しては、甚だしさ極まれり。2004年上梓だからその後勉強して貰ってたら嬉しい。本当の死は自分ではなく、身近な親族の死という辺り、解剖学者らしくていい。

2021/08/21

つんこ

変わらないものを追究するのが学問。変わらないものと変わるものの基準が個人的でおもしろい。変わらないもの=死体、虫、戦争 変わるもの=女性  中身は難しくてよくわからないところが多いのですが。この先生の話、しゃべり方が好きで、~~でしょ、そうでしょ、と畳みかけられながら、わからないながらもいつも最後まで読んでしまいます。

2017/04/26

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