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養老孟司特別講義 手入れという思想 (新潮文庫)

養老孟司特別講義 手入れという思想 (新潮文庫)

養老孟司特別講義 手入れという思想 (新潮文庫)

作家
養老孟司
出版社
新潮社
発売日
2013-10-28
ISBN
9784101308371
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養老孟司特別講義 手入れという思想 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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mai

再読。「脳と表現」「手入れ文化と日本」が特に好きです。難しいテーマでもとても分かりやすい。途中に紹介されていた「日本の弓術」もよかった。

2018/05/23

Shoji

養老先生が講演なさった内容を書き起こしたものだ。日本人らしさとはどういう事か、養老先生なりの自然感や死生観とはどの様なものか、これらが非常に分かりやすい表現で綴られている。日々の生活の中で、忙しさにかまけていた我が身を叱られたような気がする。目先のことばかり考えている自分を反省することしきりだ。恥ずかしい。もっと、自然の摂理に身を委ねてみようと思った。気付きを与えてくれた一冊だ。

2024/04/24

さきん

言っていることは最終的には同じだが、切り口が毎回違って、飽きないで読んでしまう。宗教を信じるならなるべく古いのを信じたらよいというのは、全くその通りだと思った。土に近いところで生活しなくなっている日本人の将来が心配だ。

2016/03/30

安国寺@灯れ松明の火

講演集なので似たようなトピックが繰り返されるのですが、「脳と表現」の後半などは特に興味深く読みました。脳科学者の池谷裕二さんも、人類は大脳皮質が大きくなりすぎた「悲しさ」があると表現していました。本来、生物としては生命活動を司る脳幹が主で、大脳皮質などは従であったはずが、人類では逆に大脳皮質が脳幹を制御する現象が見られるそうです。こうした説明を経由しないと腑に落ちてこないのも皮肉な話ですが、これも養老先生の言う「都市化」=「意識中心の思想」の一例なのかもしれません。

2014/04/06

yutaro sata

自分の身体で分かるのが知るということなんだと。

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