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アクセス (新潮文庫)

アクセス (新潮文庫)

アクセス (新潮文庫)

作家
誉田哲也
出版社
新潮社
発売日
2007-01-30
ISBN
9784101308715
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アクセス (新潮文庫) / 感想・レビュー

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三代目 びあだいまおう

正直ネタバレなしに何も書けそうにないけど面白かった。携帯・ネット料金無料の誘いに釣られた面々が次々殺されパラレルワールドに?凄惨でグロにまみれた日常が拡がる荒唐無稽の世界。私は死んでしまったの?それとも生きているの?私は誰?私は私のはずなのに私を返して!現実世界に戻るべく協力して戦う、抗う手段は『アクセス』。わけがわからないと?そう、それでいいんです、きっと正しい感情。結構ホラーで少しファンタジー、嫌な世界に引き込まれるけど結末の落ち着きは好きです。文字だけでこの世界観をイメージさせるってすごいね‼️🙇

2024/05/27

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

隠れた悪意や欲望、狂気が露わになる仮想現実の世界。親友の死から一人の女子高生の携帯が鳴り続ける。「おまえが殺した」。電話の向こうから聞こえる嘲笑。同じ頃、彼女の周りの人々にも奇妙な出来事が頻発する。共通するのは謎のプロバイダー。「知り合いが加入すると通話もネットも無料になる」という謳い文句に導かれ、彼らは繋がっていた……。サスペンスから一転、突如開いたダークホラーの穴倉に落ちた少女たち。起承転結の「転」が凄い。世界中を結ぶ見えない【蜘蛛の糸】。そこに注がれる負のエネルギーはついに現実を侵食してしまうのか。

2015/11/17

七色一味

読破。時代性が反映されている作品──インターネット、携帯、料金などなど──ですが、既に内容的に現代にそぐわなくなってきていて、逆に読み辛い感じになってきてるかと…。サイバー・サスペンス・ホラーと言う感じの作品ですが、正直、苦手かも…。バーチャル世界があまりにも全面に出すぎ? 『リング』みたいな感じで、恐怖の根源として現実世界に軸を置いたままの扱いのほうが、心理的怖さもあってよかったんじゃないかと…。そういえば、喜多川はどうしたんだろう…??

2013/07/18

H!deking

面白かったかと問われたら、面白いのは間違いないんだけど、なんだろ、個人的にはなんかちょっとモヤッとする。誉田さんには珍しいサスペンスホラーですね。

2019/10/20

モルク

携帯料金もネットも無料になるプロバイダーがあるという。登録しただけでは無料にならず、友人を紹介しその人が新たな登録を完了して初めて無料になるという怪しげな仕組みに登録してしまった高校生たち。そして彼らは亡くなったり行方不明になったり惨殺事件をおこしたりと、次々と不可解なものに巻き込まれる。そして後半は仮想現実に引き込まれ…実態の無い悪意の権現との戦いが。主人公の可奈子には「早く、早く!」とちょっとイラつく。時代的にも、まだガラケーの時ではあろうが、うまい話の怖さは今も変わらず。恐怖というよりもグロい。

2021/02/02

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