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エンキョリレンアイ (新潮文庫)

エンキョリレンアイ (新潮文庫)

エンキョリレンアイ (新潮文庫)

作家
小手鞠るい
出版社
新潮社
発売日
2010-02-26
ISBN
9784101309729
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エンキョリレンアイ (新潮文庫) / 感想・レビュー

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ミカママ

うんうん、わかるわかる。時差のある恋愛(経験ないけど)。今、日本は何時だな、って確認するんだよね(経験ないけど)。「心の中で相手を想っていれば、つながっていることになるんだよ」どっかで聞いたことあるセリフ(経験ないけど)。遠距離恋愛の秘訣は、「いかなる状況にあっても、好きだという気持ちで乗り越えていく」メモメモ。てか、このすれ違いはキツい!あたしなら、一回LINE既読スルーでブチ切れますので、こういう静かな恋愛がまどろっこしくてたまらん(経験ないけど)。シリーズ読破しますっ。

2016/01/19

❁かな❁

とっても良かったです♡タイトルからもわかる通り切ない遠距離恋愛のお話。共感できるところも多々あり、いっぱい泣いてしまいました*小手鞠さんの文章は美しく心地よいです。昔の時代なのでPCメールでのやり取りで、もどかしく切なかったです。日常のメールでもウルウルしてしまった。「奇跡のような日を過ごした2人には思い出が少なく、限りある思い出は思い出し過ぎてすりきれてしまいそう」「二度と会えないとしても死ぬ前に思い出したい記憶はカノちゃんとの記憶…」など気持ちよくわかります。お気に入り♡

2016/03/23

kaizen@名古屋de朝活読書会

悲しい話が多すぎる。これでもか、これでもかと。主人公は打たれ強いのだろうか。打たれすぎてどうにもならなくなっているのだろうか。京都の大学を出て出版社勤務というのは著者と主人公は同じ。分身。アメリカにも行く。途中のメールが中だるみなのか、メールが届かなくなってからの連絡方法が不可思議。FAXがあるだろ。最後に幸せを掴んで欲しい。

2013/06/18

さてさて

『初めて出会った日、あのひとは言った。また会えますよね。俺たち、きっとどこかで』。”運命の出会い”から始まった二人の”エンキョリレンアイ”の日々を綴ったこの作品。読者に切々と伝わってくる花音の切ない思いを見事に表した絶品の比喩表現の数々と、”片方向”からだけのメールの内容のみを28通に渡って記すという構成の工夫、そして、花音の心情を痛いほどに紡ぎ上げる小手鞠るいさんの筆の力が読者の心を鷲掴みにして放さないこの作品。“純愛小説”が魅せるファンタジーにも似た作品世界にすっかり心を囚われてしまった絶品!でした。

2022/06/27

ひろちゃん

20代が抱えてそうな悩み、好きな人に対する気持ち、共感できて、惹かれました。でも最後の展開がなんともいえない。おい、素敵な人だと思ってたのにお前そういう男だったのかー!と突っ込みたくなったけど、最後は何故かハッピーエンドだった。

2015/11/13

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