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別れのあと (新潮文庫)

別れのあと (新潮文庫)

別れのあと (新潮文庫)

作家
小手鞠るい
出版社
新潮社
発売日
2011-12-24
ISBN
9784101309767
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別れのあと (新潮文庫) / 感想・レビュー

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ミカママ

休日(有休消化)の朝、さらさらと読める優しい短編集を求めて、手に取った作品。作家さんご自身の経験がいろいろなところでベースになっているんだろうなって考えて、わたし自身のそれに重ね合わせてみたり。人って別れがあるから次の出逢いもあるんだし❗️と前向きに思わせてくれるところがさすがだった。

2019/02/06

おしゃべりメガネ

初読みの作家さんでした。多分、雑誌か何かで特集され、手に取った作品だったと思います。タイトルにもあるとおり「別れ」にまつわる女性を、様々な視点で書いています。小池真理子さんほど美学ではなく、江國さんほど流学でもなく、唯川さんほど深くもなく、女性作家さんらしく読みやすい文体でした。当たり前ですが、女性が読むとたくさん共感できたり、またある意味で共感できなかったりする作品なんでしょうね。女流作家さん入門編的な感じでは、ベストな作家さんかなと思います。でも、この作品だけでは判断できないかなとも思いました。

2012/01/10

ベイマックス

内容的にはドロ沼恋愛だけれど、短編ってところと語り口が軽やかなので重苦しくはない。それと、過去を振り返っているからかな。恋愛って人間関係の中でも特に濃厚になるので、沢山経験した方がいいのか、比較してしまわないように少ない方がいいのか。略奪婚にいたらない不倫は時間の無駄なのか。語り口が軽いだけに、読みながら色々なよこしまな思いを抱きつつの読書でした。

2021/08/15

アクビちゃん@新潮部😻

【図書館】久しぶりに恋愛小説を読んだら、夢に元彼がでてきた〰 って、幽霊じゃないけど(-_-;) 6つの短編集で良かったのは「しずかな湖畔の森の影」「婚約指輪」解説で、関口尚さんが、「恋が終わったあとの秘していた思いを打ち明けたくなるような本。奥底に沈めていた記憶を、こちらからも語りたくなる物語」と書かれていたけど確かに!!私の奥底の記憶が出てきたし、私の恋愛遍歴を誰かに話したくなります( ꈍᴗꈍ)

2021/04/09

優希

愛のために身を浸し、愛を信じていても別れはあるものですね。かなり濃い恋愛が想像できるのですが、別れの物語だからか比較的あっさりとした印象でした。

2021/09/15

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