マイ・ストーリー (新潮文庫)
マイ・ストーリー (新潮文庫) / 感想・レビュー
駄目男
「また、どこかの街角や美術館でお会いできる日を、楽しみに」とあるが、本当にお会いしたら絶対に声を掛けますからね。 実際に彼女、出版記念に際して本屋などでサイン会をしているようだが、今度、その機会があれば押しかけて行ってやる! とにかく一度はお会いしたい。
2014/05/10
MaU (๑・㉨・๑)ノ”
学生のころ、TSUGUMIの装丁で初めて作品に触れ、エッチングというものを知り、彼女の作品の雰囲気が好きになった。最近憧れの大人の女性としてもてはやされているが、それほど彼女のことは知らなかったので、その人生に触れてみたくて手にとった。ジェンダーは男性、という意識や、粋を大事にする、という父親譲りの生きざまは素敵だな、と思った。エッチングは繊細だけど、彼女の作品には踏み込む前のためらいはあっても迷いはない、と感じるのだが、それは彼女の生き方そのものなのかもしれない。先日も、彼女が装丁をしているゲーテの「フ
2012/04/17
naopyuru
彼女の感性・考え方、自分に似ているところがあって親しみを覚えたわ。「My」STORYと題することができるのは「自分らしく」生きている証拠なんだろうと思う。ステキな女人です。作品の色使いも好き。
2010/05/22
towerofthesun
「わたしとしては、肖像や物語など、みんなが否定しているスタイルを実践しているわけで、こっちの方が革命的だと考えていた。前衛性とか芸術の純粋性ばかりにこだわる仲間たちの心は、とても狭いという思いを否定できない。絵画はもっと豊かなもので、大衆とともにあるものではないか。みんなは絵を売ろうとしていないし、事実、売れない。それは魅力がないということではないか。」…2度の結婚と1度の不倫同居まで、随分と明け透けに語る姿には感心した。
2023/08/07
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