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精霊の木 (新潮文庫)

精霊の木 (新潮文庫)

精霊の木 (新潮文庫)

作家
上橋菜穂子
出版社
新潮社
発売日
2019-04-26
ISBN
9784101320854
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精霊の木 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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三代目 びあだいまおう

心ここにあらず。何となく気持ちに落ち着きのない日が続いています。あまり経験のない面持ち、好きな読書さえも手に付かないここ幾日。守り人シリーズは全巻揃えて未だ手つかず。いえ実際には1巻だけはようやく読んだのだが世界観に入り込めず断念。多分ファンタジーがあまり得意ではないのかも。いつもと違う心境だからこそ、あえて上橋さんのデビュー作に挑戦してみようかと。結論!再読しよう!気持ちが、心が乗りきれない。作者と作品に申し訳ない!自戒を込めてこれを残しておく。そしていつかまた読んできちんと感想を書くつもりです‼️🙇

2020/01/12

starbro

上橋 菜穂子は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。未読の著者の処女作が、今回初めて文庫化されたので読みました。初めての作品とは言え、その後の代表作(守り人シリーズ等)に通じる世界観、SFスペースファンタジーでした。地球の未来に警鐘をならしているのも、著者ならではです。

2019/06/20

absinthe

こんな本が30年前に書かれていた。チベットなど現代も続く民族弾圧。遠い未来にも続くのか。登場するのは架空の民だがリアリティがある。書かれるのは単純な高貴な野蛮人仮説どおりの民とも違う。精霊の木を奪い合い血が流れるかもしれないと言う不安はロシュナールといえども支配欲や所有のための争いと無縁ではないことを伺わせる。登場する人物や集団は綺麗に色分けされ過ぎているが、それぞれもう少し掘り下げてほしかった。

2019/09/19

あきぽん

上橋菜緒子、平成元年のデビュー作が30年越しで文庫化!ザ・昭和のSF漫画といったお話だけれど、上橋作品に一貫して流れる「主張」が、この処女作から明確に叫ばれている。上橋ファンであってもなくても読んでみる価値あり。

2019/05/29

ミュポトワ@猫mode

上橋先生のデビュー作なので買ってみた本。もともとは児童書なので、言葉がやさしめだよねとか思ったけど、勢いに乗せられて最後まで読みきった。うん、結構面白い。テーマとしては歴史の隠された部分を暴くもの。歴史は強者の歴史なので、負けたほうは消えちゃうけど、消された部分を明るみに出そうっていう結構その辺にあるものだけど、やっぱ勢いが違うよなって思う。こちらは文庫なので挿絵とかはないけど、児童書のほうには挿絵もあるらしい。あとがき読むと挿絵とかも気合入れてたみたいなので、児童書を図書館で探して挿絵も見てみようかな…

2020/09/05

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