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ブスのくせに (新潮文庫 ひ 17-2)

ブスのくせに (新潮文庫 ひ 17-2)

ブスのくせに (新潮文庫 ひ 17-2)

作家
姫野カオルコ
出版社
新潮社
発売日
2001-03-01
ISBN
9784101321226
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ブスのくせに (新潮文庫 ひ 17-2) / 感想・レビュー

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♪mi★ki♪

名前しか知らない作家なのにインパクトのあるタイトルに惹かれて中身を見たら冒頭に「映画プリティウーマンが大嫌い」とあって即購入。いたよ!私と同じような人が。で、「若草物語、赤毛のアンに感じない」と。いたよ!私と同じような人が。読んでいて、この人の幼い頃の無駄に細かい記憶&妄想癖。凄いひとりっ子臭がすると思ったら案の定そうだった。「ドミニクサンダ、ランプリング、ジェーンバーキン好きの男が嫌い」とな?私は好きだ。私と好みや性癖(?)の違いも多々あれど激しく親近感。「美人とは男顔のことである」言い切ったな。→→

2017/01/04

アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

姫野カオルコさんによる懐かしの映画、俳優、女優についてのエッセイ。タイトルみたいに、ブスを罵るようなことは書かれていません(笑)作者と同世代の人なら、より楽しめるのではないかしら。

2015/08/26

tomi

美人とは何ぞや?と洋の東西の芸能人らをダシに考察している。女性が思う美人は男性にもてない。男性の方が「内面の美」が好き…。共感できる所もあるが、男性はどう女性はどうといっても好みや美人の基準には個人差があるとも思う。元の本は95年刊なので情報が古いが、現在は改訂版が出ているようだ。

2014/04/08

ゆう

タイトルからは辛辣な話を想像したけど、いたって普通のエッセイだった。世代がドンピシャなのでとても楽しめる内容だった。 スナフキンが理想の男性だったのもわかるし、大原麗子のCM「少し愛して、長~く愛して」は本当にチャーミングだった。若草物語や赤毛のアンも、懐かしい。下ネタも、カオルコさんらしい可愛いエピソードで笑えた。

2024/04/06

みどり

図書館本。仮にも教育の場である大学に置くにはふさわしくない本だな〜と思い手に取った。内容は女について的確に書いてあるかな?この人と同じ時代に生きていたらたぶんこの本を10倍くらい楽しめただろうな。女優俳優の名前がわからずちょこちょこ調べた。たぶんこの人村上氏と同世代ではないかなと思う。この人もエッセイの中で「羊たちの沈黙」「ツイン・ピークス」の話をしていてびっくりしてしまった。「雪国は遠きにありて思ふもの」では、電話先の吉行淳之介の言葉にうっとりした。さすが吉行淳之介、老若男女問わずの人ったらしである。

2017/03/28

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