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整形美女 (新潮文庫)

整形美女 (新潮文庫)

整形美女 (新潮文庫)

作家
姫野カオルコ
出版社
新潮社
発売日
2002-09-30
ISBN
9784101321233
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整形美女 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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はらぺこ

繭村甲斐子の言ってる事の殆どに納得させられました。「豆つぶのような目」っていう表現で自分は千秋とか羽野晶紀を思い浮かべたんですが、今は二人とも大嫌いですが確かにテレビに出始めた頃は何故か好きやった気がします。

2015/06/08

あっ!chan

整形をする必要がないのに自ら整形をした甲斐子、整形に拒否感を持ちながらも成り行きでしてしまった阿倍子、整形後の二人の同級生が歩む心の葛藤や恋愛を含む人間関係を語った物語。整形後に「きれい」とか「かわいい」とかいわれたら本当に幸せなのか?読んでてよくわからなくなってくるが、「整形を隠したときから不倫になる」という台詞が核心を突いているような気がする。それを明らかにした二人はたしかに幸せの光が見えてきたのだから...

2023/07/15

金吾

対照的な二人の整形の話の筋は面白かったですが、ややまわりくどく読みにくかったです。幸せについて考えさせられました。

2024/02/08

ぽぽ

理想の人生を歩む為に、人工的に容姿を変えるのはアリなのか…?両極端な2人の整形美女の軌跡が描かれる。'美人すぎない方がモテる理論'をはじめ、生々しいあるあるがたっぷり。男女の在り方への皮肉も強烈。印象に残ったのは、自分の写真は自分で選ぶより、他人が選んだものの方が魅力的だという話。コンプレックスを隠さず、サラッと身に付けられる自然美人になりたいと思わされた。

2015/01/27

巨峰

美容整形について少し知識が増えた。大泉今日子とか中森暗菜ってそうだったのか!美しく綺麗になるために整形した女、お手ごろ感を感じさせるために逆整形した女。物語は、より普通な感覚の持ち主に軍配をあげる。だけど、そうであろうか。誰が幸せかどうなのかは少なくとも周りが決めることではない。整形する前の整形した後も、彼女たちは自分の人生のレールをしっかり走っていると思う。

2010/08/13

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