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真夜中の五分前―five minutes to tomorrow〈side‐A〉 (新潮文庫)

真夜中の五分前―five minutes to tomorrow〈side‐A〉 (新潮文庫)

真夜中の五分前―five minutes to tomorrow〈side‐A〉 (新潮文庫)

作家
本多孝好
出版社
新潮社
発売日
2007-06-28
ISBN
9784101322513
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真夜中の五分前―five minutes to tomorrow〈side‐A〉 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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遥かなる想い

ヒリヒリするような恋愛の心理戦の 描写が上手い。五分遅れの目覚まし時計を 持って生きる僕と かすみの出逢い、 そして 並行して描かれる会社内の力学 …出来すぎた偶然がいかにも小説らしく、 微笑ましい。side-Bで何を描くのか、少し楽しみ。

2023/03/02

紫 綺

単行本にて読了。同じ人を愛してしまう、一卵性双生児の姉妹が何とも興味深い。良くありそうで、ありそうもない(笑)。

2014/04/06

ミホ

本多さんの作品は何処か静けさが感じられるのですが、その静かな世界観もスッと入ってくるので好みです。何より会話部分が好き。時計の話は、そんな考え方も素敵だなと思えたり。過去に恋人を亡くした主人公が一卵性双生児のかすみと出会いの恋愛寄りなお話ですが、主人公の言い回しが独特というか、物事を達観してみている様が彼の淡白さに拍車をかけていて、まあクール。抱えた恋愛は一筋縄でいかないものばかりのsideA。どこの伏線が回収されるのか、sideBの展開が気になり読了。

2015/07/15

マコポン

このページ数でside-Aとside-Bに分けた理由がわからない。主人公はとってもクールだったが、最後に感情が溢れ出して・・・そしてside-Bへ続く。早く続きのside-Bを読まないとこの先どうなるのかすごく気になる。セットで買っておけばよかった。

2014/06/21

七色一味

読破。この人の作品を読むと、いつも感じるのが「都会的でちょっと退廃的」。語り口はスタイリッシュでクールなんだけど、どこか一線、現代では希薄になりつつある固いモラルの範囲内というイメージ。ただ、まだこの巻ではタイトルの意味がわからない。主人公にとっての真夜中とはなんなのか。Side-Bで分かるのかな。それにしてもこの頁数で上下巻に分ける意味はあったのか? 疑問だ…。

2014/04/09

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