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真夜中の五分前―five minutes to tomorrow〈side‐B〉 (新潮文庫)

真夜中の五分前―five minutes to tomorrow〈side‐B〉 (新潮文庫)

真夜中の五分前―five minutes to tomorrow〈side‐B〉 (新潮文庫)

作家
本多孝好
出版社
新潮社
発売日
2007-06-28
ISBN
9784101322520
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真夜中の五分前―five minutes to tomorrow〈side‐B〉 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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遥かなる想い

一卵性双生児のかすみと ゆかり…スペインの 事故で亡くなったのは 本当にかすみ だったのか。side-Aから続くかすみの尾崎への想いが 不気味に蘇る。 本作をベースに映画化もされたようだが、 ひどく切ない恋のミステリーだった。

2023/03/03

紫 綺

単行本にて読了。最後の最後に、遅れた五分は取り戻せたのだろう・・・きっと。

2014/04/06

みのゆかパパ@ぼちぼち読んでます

「side-A」「side-B」と分けている以上、視点を変えたミステリーになるのかと思いきや、本作は意外にも純然たる続編。そこに虚を突かれもしたのだが、いきなりの急展開から始まるサスペンス的な雰囲気で引き付けながら、主人公の葛藤を通じて、過ぎ去った時間をきちんと受け止めて今を生きることの大切さをしみじみと伝えてくれる味わい深い一冊に仕上がっている。ただ、その感情の変化こそが著者の書きたかったことだと感じただけに、裏表紙の“驚愕のエンディングが待つ”の言葉には違和感も。このあおりじゃない方が良かったのでは?

2015/02/24

七色一味

読破。これは、不幸、かな。結局遅れた5分は元には戻せない、ということなんだろうか。色々考えさせられたりしますが、結局のところ誰もがその場で足踏みしてるだけ、ということになっちゃうのだろうか。う~~む。後味は微妙なんだけど、それでも何かが心に残る作品だなぁ。それにしても、この頁数で上下巻にするか?

2014/04/09

おかむー

読んだひとの多くが言っているように「なんのためにA・B分けたの?」に尽きるのですね。結末も“驚愕のエンディング”というより「ほぼ伏線なしでそういうオチなの?」という感じ。これならside-Aだけで終わったほうがよかったネ。『可もなし不可もなし』。相変わらず“ハルキムラカミ風”ではあるけれど、水穂の墓参りやバーテンとオーナーのくだりとか、場面場面だけを切り取って見てみればむしろよい感じ。ところが全体で見ると、最初から最後まで失ったものに自ら縛られ続ける主人公の「ボクかわいそう」でしかないんだなぁ。

2015/06/14

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