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春話二十六夜 岐かれ路 (新潮文庫)

春話二十六夜 岐かれ路 (新潮文庫)

春話二十六夜 岐かれ路 (新潮文庫)

作家
坂東眞砂子
出版社
新潮社
発売日
2007-07-30
ISBN
9784101323268
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春話二十六夜 岐かれ路 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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pukupuku

春画つながりで読んでみた。うん,読んでみた。もうちょっとエロいのかなぁって思ってたんだけど,そうでもなかったかなぁ。まぁ,笑い絵っていうくらいだからね,滑稽なビジュアル,背景もあるんだわね。

2018/04/03

真理そら

怖いやらし~い話を予想して読み始めたが、おおらかで素直な話だった。枕絵草紙というようなスタイルなので話は短い。そのためこの後はどうなるんだろうと想像するのも楽しい。13話の中で吉原物「若紫の影」は現実の男女の別れもこういうもんだよね、と妙に納得できた。

2019/11/29

tama

図書館本 春画の情景に合うように話が進む。絵からも文章からも劣情を催さなかったぞ。齢のせいか?お話の方で大体共通しているのは「男はぼんくら」「女が欲しがって何が悪い!」の二つ。は・はいっ否定しませんっ。これ、中野京子さんみたいに歴史背景やら描き込まれた象徴(この場合フロイト的なものになるか)の解説をガッツリやったら別の興奮が得られたかも。

2014/07/09

yonemy

長編の合間に気楽に読める、江戸エロ短編集。坂東氏の得意技に五感を充分に刺激された。描かれた江戸庶民には貞操観念がないようで、後先考えて躊躇したりせず、己の欲望に忠実である。今この時を楽しむ、一期一会的な性交はあっけらかんとしており、こちらまで明るい気持ちになった。

2018/07/13

まめの助

★★★☆☆江戸時代を舞台にした艶話。物語の初めに春画が挿されていて、語られる話の一場面になっている。絵からの想像なのか、元々の話なのか分からないが、とにかく明るくて、開けっ広げな女性達がよかった。

2015/05/12

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