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花落ちる: 智将・明智光秀 (新潮文庫 さ 12-4)

花落ちる: 智将・明智光秀 (新潮文庫 さ 12-4)

花落ちる: 智将・明智光秀 (新潮文庫 さ 12-4)

作家
笹沢左保
出版社
新潮社
発売日
1989-09-01
ISBN
9784101329048
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花落ちる: 智将・明智光秀 (新潮文庫 さ 12-4) / 感想・レビュー

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マーブル

丹波攻略を済ませた光秀54歳。物語はそこから始まる。漂うのは虚無感。必死に着いてきた主との埋まらぬ溝。どうにもならぬ。どうする気も起きぬ。ああ、これなのでは。様々な理屈をつけた本能寺を読んだが、一番自分にはぴったりと来る。  信頼に結ばれた主従関係。信長との間には得られなかったそれを求める光秀の想いが、最初の章から溢れている。作品によって、その原因は様々に描かれるが、埋められない溝があり、そのために本能寺は起こったと考えるのが妥当だろう。そしてそれは、なにやら現代サラリーマンでも起こり得そうな気もする。

2017/07/18

帰蝶

本能寺の変の一年ぐらい前から、坂本城落城までの話。私は明智光秀が大好きなのですが、この本の光秀は今まで読んだ小説の中で一番しっくり来ました。

2015/10/10

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