いま、島で (新潮文庫 は 8-6)
いま、島で (新潮文庫 は 8-6) / 感想・レビュー
koke
淡路島での畑仕事を通して社会やいのちについての想いの語られたエッセイです。後半は何かの連載の転載で、前半部との内容の被りがありました。有機栽培へのこだわり、消費社会への警笛など、当時の経済成長の中にあった日本社会への、カウンターであったり良識であったのだろうという感じを受けました。
2024/10/20
Maki
先月読んだ島物語は灰谷健次郎の実体験だったんだなぁ~。今、はやりのオーガニックだなぁ~。とことん、究極の。灰谷先生の本にはそこに「いのち」というテーマが必ずある。それに幼い子供や貧困や障害という社会の弱者がいかに懸命に生きているか、生きるとは何かをいつも問われている。傷つき命をたとうとする人がいるのは知らない誰かの事ではなく、そんな社会を作っているひとりひとりに責任があるんだって、そう言われている気がする。
2017/04/13
Holden Caulfield
以前の記録
2015/01/30
Fuyu
安い表現かもしれないけれど、灰谷健二郎の生き方考え方が好き。 共感する言葉がたくさんあって、多くの人の心を動かす小説を生み出していることに素直に納得できる。 海の物語しか読んだことはないのに、以前から為人を知っていた気がする。
2020/04/12
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