トットの動物劇場 (新潮文庫 く 7-4)
トットの動物劇場 (新潮文庫 く 7-4) / 感想・レビュー
トムトム
面白かった!黒柳さんが撮った動物の写真とエッセイです。プロのカメラマンが絶賛する写真は、動物たちがリラックスしている、いや、もっと言うと黒柳さんに撮られるのを喜んでいる⁉戦時中の動物園のツキノワグマ。慢性的なエサ不足で飢えているけれど、飼育員さんがくると二本足で立って手をあげて挨拶してくれる。その日もいつもの通り挨拶したら、胸のツキノワの部分を銃弾がドーン!いつの時代も動物好きたちは愛情をもって彼らに接している。それを一部の「理由があれば殺しても良い」という理屈の人たちが蹂躙していく。やだねぇ(゜-゜)
2021/06/11
tutu
★★★☆☆
クァボチャ
動物にまつわる小話と小話の間に、徹子さんが主に動物園で撮影した写真が掲載されている。プロのカメラマンじゃないのに動物の自然な姿を撮影できていて、珍しい瞬間を抑えた写真も。内容も、読んでると別に撮影していない時でもいつまでも動物の動向を見守っていたり、動物園があまり無かった時代(戦時中?などのあまり動物園に行けなかった子供時代)には百科事典で動物について勉強して実物を想像していたりしたらしく、本当に動物好きなんだなぁと伝わってくる。
2015/04/21
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