トットちゃんとカマタ先生のずっとやくそく (新潮文庫)
トットちゃんとカマタ先生のずっとやくそく (新潮文庫) / 感想・レビュー
パフちゃん@かのん変更
『窓ぎわのトットちゃん』は持っているし、『不思議の国のトットちゃん』は読んでいたから、黒柳さんの人柄やユニセフ親善大使としての活動は少しは知っていました。でも、思った以上に危険な悲惨な状況の中で生きて行る子ども達が大勢いる。そしてその子たちはまさに今を生きるために懸命で、片足が無くなっても両親を惨殺されても、売春でエイズに感染するような悲惨な状況にあっても、自殺もせずに逞しく生きて行く。日本では毎年3万人の自殺者を出しているのに。鎌田先生が医者の第一線を退いて救済活動に携わっておられるのは・・・
2015/10/08
ちいさな図書館
子どもたちに向けるあたたかい眼差しと、優しさを諦めない強さに感動。手元に置きたいと思ったのに絶版なんですねぇ…しばらく古本屋で探す日々が続きそう。トットちゃんのような子が認められ、愛される子ども時代が無いと、この国はどんどん淋しくつまらないものになってしまうな。社会を見つめる大人の眼にはゆとりと愛がなくては。それは、お金を追求するだけでは絶対に手に入らないよ。
2014/12/24
shun
読み終わった後、心が温かくなる本。子どもは人類の希望であり、国の宝だと痛感する。と同時に幸せとは何か考えさせられた。
2011/05/03
sachi716
大事なことがぎゅっとつまった、何とも優しい本。 人間の良心、やえわらかいところにある気持ちの大切さを再確認する。
2015/05/23
クァボチャ
ユニセフ親善大使のトットちゃんと、同じように世界で活動している医師のカマタ先生の対話。2人の育った環境や、2人がどれだけ世界中でボランティア活動をしてきたかというのに加えて、日本のいくつかのメジャーな企業があまりおおっぴらにせずどれだけの寄付をし活動支援してきたかを知ることができた。対話形式は読み慣れてなくてなんかちゃんと本を読んだという気がしないから苦手だけど、これは割と読みやすい方だったと思う。
2015/05/12
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