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トットひとり (新潮文庫)

トットひとり (新潮文庫)

トットひとり (新潮文庫)

作家
黒柳徹子
出版社
新潮社
発売日
2017-10-28
ISBN
9784101334110
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トットひとり (新潮文庫) / 感想・レビュー

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優希

面白かったです。様々な友人と思い出をたくさん持つ黒柳さん。交流のあった人たちが亡くなってもなおひとりで活躍する姿は凛々しくて素敵です。これからも凛としてご活躍することを願います。

2023/05/18

ホークス

元本は2015年刊。親しい人たちを追悼するエッセイ。一緒に『ザ・ベストテン』を作った山田氏編では、あの番組の持っていた稀有な熱気、数々のハプニングが語られる。芸能に疎い私でも色んな事を思い出した。渥美清は著者のことをずっと「お嬢さん」と呼び、著者は「お兄ちゃん」と呼んだ。寅さんのようにナイーブで優しい人だった。中でも、向田邦子の部屋に入り浸っていた若い日々の思い出、沢村貞子を「母さん」と呼んで長く寄り添っていた話は、別れが近づくにつれ胸がいっぱいになった。最後は永六輔への弔辞。読み応えがありすぎる。

2023/10/20

おさむ

黒柳徹子さんといえば、ザ・ベストテンと、徹子の部屋、世界ふしぎ発見!のイメージです。この本を読むと、テレビ俳優で演劇役者だったことがよくわかります。窓ぎわのトットちゃんそのままの天真爛漫さだけでなく、かつ真面目で勉強熱心、頭の良い方なんですね(そうでなければ、芸能界で生き残っていけないですよね)。向田邦子や渥美清、沢村貞子、森繁久弥らとの交遊歴のほか、パンダ好きや玉ねぎ頭のエピソードなど掘り出し話も満載。ちょうどいまテレ朝でやっているドラマとも重なり、老若男女におススメです。

2017/11/23

aloha0307

NHK専属の第一号女優として、黒柳さんはテレビの草創期(1971年 朝の連続テレビ小説”繭子ひとり”での名演技は微かに憶えてます)から60年近く第一線にいる、その理由がよく分かる。自ら選択した道(もの・人)に、潔いほどに迷いが無いところ。森繁さん、向田邦子さんetcとの交流 この濃密極まる交流は、黒柳さんにしか書けないでしょう。表題は、親しい人が次々に亡くなってしまうことの暗喩でしょうか...

2018/01/03

あまね

テレ朝のお昼の帯ドラマ『トットちゃん!』を楽しく見ています。ちょうど放送中と重なる内容で、沢村貞子さんとのお別れや渥美清さんとの交流などより深く知ることができました。そして、徹子さんは徹子さんらしく生きることで、周りの人々にずっとずっと愛されてきたのだなと思いました。『窓際のトットちゃん』も大好きでしたが、コチラの本も大切にしたい一冊となりました。

2017/12/03

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