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だんだんあなたが遠くなる (新潮文庫)

だんだんあなたが遠くなる (新潮文庫)

だんだんあなたが遠くなる (新潮文庫)

作家
唯川恵
出版社
新潮社
発売日
2008-02-28
ISBN
9784101334301
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だんだんあなたが遠くなる (新潮文庫) / 感想・レビュー

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ミカママ

タイトルに惹かれて読んでみたが…。なんだか辻褄合わないことばかりだし、最後は流し読み。一番の敗因はやはり、自分自身がもうこの年代の恋愛モノには感情移入できないってことでしょうね(>人<;)

2016/05/28

June

恋に破れて、もっとも好きだと夢中になっていた男の本質は見えていなかったわけだが、仕事も辞め引越しもして、新たな生活をスタートさせた萩。新しく始めた園芸店の仕事は彼女に合っていて、背伸びせずに家でごはんを食べたり、屋上で空を眺められる恋人の要司もできた。そこへやはり傷心で心を病みかけている親友のいづみが現れる。萩には仕事のステップアップの機も訪れる。共に世話を焼くうち、要司がいづみに気持ちが傾くこともあっただろうが、要司の萩への思いは本物だったように思う。タイミングとか仕事の節目とか影響されるのかな…

2015/08/13

さと

いいんだ、これで。何が正しかったとかじゃなく、どうすべきだったかとかでもなくそう思った。私もいい感じで歳を重ねてきたってことなのかなと感じながら本を閉じた。解説にあった「東京ラブストーリー」を等身大の自分と重ね合わせて観ていた世代。我慢すること、言わないでおくこと、身を引くこと、優しさというベールを隠し持つこと・・・は恋愛の必須アイテムだと信じていた。萩たちを見ているとそんな自分が蘇り懐かしくもあり歯がゆくもある。でもこれでいい、だって「植物はみんな強いんだ。この世の中で、いちば ん弱い生き物が人間さ。」

2014/09/25

ひでちん

序盤から中盤「これは‥‥最終的に要司といづみが恋仲になるなぁ~」と思いつつも、主人公の萩ちゃんがあまりにも恬淡(てんたん)で良い子なので、そうなって欲しく無いと願いつつ‥‥‥‥‥やっぱり予想の範疇内の展開になりました。(笑) 何だろ‥‥‥とにもかくにも、年頃(十代後半から30~40代ぐらいまで??)の男女間での純然たる友情・友人関係って成り立たないのでは無いかなぁ~と‥‥‥‥‥‥‥知らんけど(笑)

2021/06/08

もえみん

帯とか裏表紙から大筋は予想できて、そのまま意外性はなく、まぁそうなるよね、な展開。なんとなく少女漫画みたいであっさりめな1冊でした。誰のことも責めたくはならないけど、誰かにのめり込めるわけではなく、全体的に救いがなく不幸な話だったかなぁ。バカな生き方、だけど、そういう生き方をする人もいるよね、ということについては共感できた。

2017/05/26

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