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一瞬でいい 下巻 (新潮文庫 ゆ 7-16)

一瞬でいい 下巻 (新潮文庫 ゆ 7-16)

一瞬でいい 下巻 (新潮文庫 ゆ 7-16)

作家
唯川恵
出版社
新潮社
発売日
2012-02-27
ISBN
9784101334363
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一瞬でいい 下巻 (新潮文庫 ゆ 7-16) / 感想・レビュー

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優希

3人はそれぞれの道を歩んでいきますが、かつての「死」という暗い影が時折降り注ぎます。そのせいか、「生きる」という言葉を大切にしなければならないと思いました。そして、正解などない心の交流が刺さります。罪の意識を抱えていきてきたとはどういうことか考えさせられました。

2019/05/12

Smileえっちゃん

唯川恵の作品は好きな作家の1人です。読みやすく繊細な心の描写がすごいと思います。「一瞬でいい」は上下あったのに、長く感じなく、スーッと読むことが出来ました。読後、言葉では言い表せなく、すぐには感想が書けなかった。友達の死がここまで悩み、苦しみを引きずって行くものか・・・そんなに苦しまなくていいのにと。 そして稀世と未季子の心の動きがよく感じられました。私だったら、最後に未季子のような気持ちになれるのか・・・こんな愛のかたちもあるんですね。

2013/06/03

coco夏ko10角

32年にわたる壮大な物語。時間が流れていくこと……。でも年代でも再会の場面が好き。あと軽井沢の空気がとても良かった。

2015/10/27

Kazuya

その後の人生を決定づける「一瞬」というものが確かにあると思う。本書を読み終え我が過去を振り返ってみると、あれがそうだったんだなぁと思える幾つかの「一瞬」があったことに気づく。出逢いや別れ。悔み続けるくらいにやり直したい一瞬もあれば、今でもその奇跡的な偶然に感謝し続ける一瞬もある。これから先もそんな様々な一瞬を刻んでいくことだろう。その時に私は何を思うんだろう。いつの日かまた読み返してみたい作品だ。23

2013/12/26

まるる

いい意味で昼ドラだった。 一人の男を愛する二人の女のどちらにも感情移入しながら読んだ。 一瞬って何が起きるか分からない。変わらない日常が続く保証なんかない。 お互いを大切に思いあえる人と、手を取り合って同じ人生を歩む事は幸せな事だ。 この本を読んだせいか元彼からプロポーズされる夢を見た(笑) もうあの一瞬には戻れないのにね  

2012/06/18

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