海国記〈下〉 (新潮文庫)
海国記〈下〉 (新潮文庫) / 感想・レビュー
TheWho
下巻に入り中心は、清盛と異母弟頼盛、後白河院に移り、保元・平治の乱を経て平家全盛の時代になる。しかし前巻で、海の道を共有していた信西入道や祇園女御らがこの世を去り、入道大相国清盛は栄華を極めても覇気のない孤独に沈んで行く。そして平家滅亡から鎌倉幕府成立、承久の乱を経て主人公は、西園寺公経に移っていく。水竜から始まり、祇園女御、藤原顕季、平正盛・忠盛・清盛、鎮西入道、そして西園寺公経迄の海の道の材、寺社勢力、摂関・院政の攻防と約100年の物語を堪能した。
2021/12/08
gonta19
2008/1/5 ジュンク堂住吉シーア店にて購入2011/12/22〜12/30服部版の平家物語。登場人物が多すぎて、かつキャラもあまり立っていないので人間関係を把握するのがたいへんであった。
2011/12/30
Yoko Oishi
登場人物多過ぎて混乱。日本史がきちんと分かれば面白かったのかも。残念。
2013/05/03
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