蝦夷地別件〈中〉 (新潮文庫)
蝦夷地別件〈中〉 (新潮文庫) / 感想・レビュー
i-miya
2013.12.13(12/13)(つづき)舟戸与一著。 12/05 (p083) イコトイは長旅に出る。 オッケニ(厚岸の婆)、「だから病人に肉は与えられない、分けてやれない」 塩、鮭が足りなくなっています、考えとく。 マペルキリともう一人、国後から来た。 惣大人が幽境へ旅立った、和人の薬を飲んで死んだ。 12/06 ツキノエとオッケニは実は、実の兄弟どうしなのです。 病人たち。 調合所。 薬草蔵。 入ってもいいか。 岩鼻のコタンの長人、キニサップだった。
2013/12/13
i-miya
2014.01.20(01/13)(つづき)舟戸与一著。 01/20 (ハスマイラ) 洗元。 殺されます、あの人は。 あの人は、みなに慕われています。 だから殺されます、厚岸の御婆に、です。 息子のためならなんでもします。 やってのける人です。 女の感かもしれません。 このままおだと、長人はいつか必ず殺されます。
2014/01/20
i-miya
2013.05.16(つづき)船戸与一著。 2013.05.15 マホウスキ、銃を握り締める。 収めた。 ソロモン、俺は捕まる。 オホーツクで考えたことはあくまでも実行する。 我々二人の計画。 300挺の銃器。 これをクリル人に渡すんだ。 クリル人の副首領。 ソロモン・トレヴィツキ。 女の悲鳴、つづけてまた別の女の悲鳴。 祈祷所からだ。 あわてることはない。 ラダニエ(儀式)だ。 開祖ダニロ・フィリポフ。 聖典、鳩の書の一節を読む。
2013/05/16
わっぱっぱ
これは歴史小説で、歴史は変えられないのだから、アイヌを待ちうける運命も察しはついていた。けれどそこに至る道ゆきはヒロイックなものであったろうとの期待は、甘い夢想に過ぎなかった。守りたいものが同じ者同士ですら解り合うことはこんなにも難しい。時空を隔てていま、沖縄の基地問題で同じ構図が出来つつあるという事実。何やってんだろう人間て。虚しくなる。
2018/01/17
i-miya
2013.05.07(つづき)船戸与一著。 2013.05.06 都会で分離派が住み着けるのはスヴォボダヤ地区のような貧民窟だけだ。 (1)新しく始まったオスマン・トルコとの戦い。 (2)スウェーデンとの戦争で疲れたロシア人。 ロシア人の疲労を栄養源にして、ますます膨れあがるだろう。 ナズナーツィン、鞭身派の祈祷師。 ステファン=マホウスキ。 イゴール・アグフよ、入りなさい。 13歳の少年。 ロシア帝国陸軍中尉、サロモン・トレンヴィツキ。救国ポーランド貴族団。 ヴォトカ。 祖国ポーランドのために。
2013/05/07
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