聞き上手は一日にしてならず (新潮文庫)
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聞き上手は一日にしてならず (新潮文庫) / 感想・レビュー
阿部義彦
雑食フリーライターの永江朗さんがインタビューの上手な仕方を伺うという対談集。田原総一朗、吉田豪、黒柳徹子など一癖も二癖もある方に挑んでます。どれも面白いけど白眉はやはり今は亡き河合隼雄さんではないでしょうか?河合さん自身生前に沢山のかた(吉本ばなな、村上春樹etc)と対談をなされたしそのどれもが本当に魂に響きました。勿論職業柄というのは有りましょうが話す事より聞く事のプロになるのはこんなにも難しく忍耐のいるものとは思いませんでした。
2016/02/25
ちいさな図書館
黒柳徹子さんや河合隼雄先生のところが読みたくて。人間に、その背景に、興味があることがまず第一だな。それによって理解しようとしている姿勢が自然に生まれて、聞かれている人も信じて話せるようになるんだよね。まっさらに、素直になることも大事だな。
2014/05/01
入道雲
聞くことも難しいが、聞くために話して貰うことが必要で、これがまず難しい。
2021/07/16
緋莢
コミュニケーションの基本である「人の話を聞く事」。基本であるが故に簡単にはいかない、その秘訣をプロの聞き手10人に聞いてみた。トーク番組の司会者から、ラジオDJ、スポーツライター、心理学者、はたまた刑事まで。人の話を聞くプロたちが語る重要な事とは!?
2010/08/15
けい
文章に各人の息遣いが聞こえてくる。黒柳徹子はせかせかしたイメージだったけどなんだかおっとりだったり、田原総一郎はスピード感あふれていたり。吉田豪目当てで読んだけど、全員に感心しきり。インタビュイーの思う壺です。
2009/06/22
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