いきなりはじめる仏教生活 (新潮文庫)
いきなりはじめる仏教生活 (新潮文庫) / 感想・レビュー
佐島楓
内田先生の御著書で知り拝読。日本で生まれ育った以上、仏教を受け入れる土壌に存在していることを再確認できた。他の宗教に比べて案外寛容である点も興味深かった。教養のためと思って読ませていただいたけれど、話言葉なので理解しやすいのも特長のひとつ。
2014/09/05
梅ちゃん
私はこの本に書かれている『変わりたくないという執着』がかなりきつい人間なのだろう。いつかもう一度読んでみよう。
2013/10/22
晴間あお
「仏教生活」とあるから儀礼などを紹介する本かと思ったら違いました。思想的というか、仏教的な考え方や物事の捉え方という感じです。まず近代の人々の自我がどのように変容したのかが書かれています。仏教は何もかも相対化していくそうですが、まずは数百年という単位での相対化ということでしょうか。この時点で当たり前だと思っていた自我が揺らぐ人もいるのでは。それからあの世を持ち出し、ぼくたちが生きるこの世すら相対化していく。射程が長く、自分の枠が揺らぎます。でも、こういう考え方こそ現代に必要なのでは、と思える内容でした。
2016/06/10
梅ちゃん
私はこの本にかかれている『「変わりたくない」という執着』がかなりきつい人間なのだろう。 もう一度、読んでみよう。
2013/10/22
カツ
前から気になっていた釈徹宗さん。初めて読んでみたが結構くだけた文章で読み易い。今まで禅宗系の本を読んできたが浄土系も面白そう。法然上人も気になったので、今度浄土系も読んでみよう。
2021/07/13
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