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徒然草Remix (新潮文庫 さ 23-11)

徒然草Remix (新潮文庫 さ 23-11)

徒然草Remix (新潮文庫 さ 23-11)

作家
酒井順子
出版社
新潮社
発売日
2014-09-27
ISBN
9784101351216
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徒然草Remix (新潮文庫 さ 23-11) / 感想・レビュー

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あきぽん

かなり昔に枕草子REMIXを読んでいたのですが、こっちは未読だったのでこの度読みました。昔学校で習った時は気難しいおじさんだなあと思ったけど、自分が年を重ねた今はこんなおっさんいるいると頷きました。時代背景を外せば。私はもう古文を忘れてしまったけど、古文が読めたら昔の人がより身近に感じられて楽しいだろうな。

2020/02/25

あん

酒井順子さんの古典の大胆解釈は、読み物としてとっても面白いです。徒然草って吉田兼好の自慢話に聞こえないように書いた自慢話が多かったんですね。原文をよく知らなかったので、そうだったんだ~と腑に落ちました。章と章の合間にある、清少納言と吉田兼好の仮想対談がまたいい。生きた時代の違う随筆家同士の対談が実現したら、本当にこんな感じだったのかもしれませんね。枕草子RIMIXも読んでみたいです。

2015/01/24

Maybe 8lue

吉田兼好の肩書きに「歌人・随筆家」という事に対して文部科学省が「職業的に随筆を書いてたようでおかしい」と指摘し随筆家を外したというのを読みながら「だったら石原慎太郎の作家という肩書きも外せよ」と思った事でした。徒然事件簿が何気に面白かったです。

2015/02/08

優希

エッセイストの立場で読み解く徒然草。入門として気楽に読めると思いました。

2022/01/24

活字スキー

地位もそこそこ、アタマもまーまーイイ方なのに時流には巧く乗れなかった鎌倉時代の残念系文化人のエッセイを、現代のエッセイストが親しみ易く解説してくれる良書。正直、面倒臭いインテリであり、「いちいちそこまでぶっちゃけんでもエエやろ吉田ァ!何しとんねんヒーハー!」とツッこみたくなること数多。でも嫌いになれない……と言うかそんな兼好さんがあやしうこそ萌えキュンなりけれ。巻末には縁の観光地案内もついてるのでお得。古文に苦手意識のある学生さんは、このあたりから軽~く攻めてみるのもイイかもね。

2015/01/21

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