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遠すぎた輝き、今ここを照らす光 (新潮文庫 ひ 27-4)

遠すぎた輝き、今ここを照らす光 (新潮文庫 ひ 27-4)

遠すぎた輝き、今ここを照らす光 (新潮文庫 ひ 27-4)

作家
平山瑞穂
出版社
新潮社
発売日
2015-04-30
ISBN
9784101354842
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ジャンル

遠すぎた輝き、今ここを照らす光 (新潮文庫 ひ 27-4) / 感想・レビュー

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優希

愛おしさを感じずにはいられませんでした。かつての同級生と再会したことで、新たな関係が生まれていくことに共感します。片や疎んじ、片や偽善者とみなしていながらも、時間が2人の間を変えていくのが優しく心に染み入りました。お互いに知る心の痛みと葛藤が結びつけた関係。過去を受け止めて歩もうと手を取り合うような2人の姿がじんわりきます。自分にとって何が大切なのかを見つめていくことを教えてくれるような物語。読み終わってほっこりしました。

2016/09/29

たるき( ´ ▽ ` )ノ

うん、とても良かった♪二人の心の動きがとても繊細に表現されていて、現実に身近にいる誰かの話のようにリアルに感じられた。この作家さんの本、色々読んでみたいな(*^^*)

2016/03/30

ひめか*

すごくいい話!こういうの大好き!考え方も性格も全く正反対の二人。中学の時は目の敵だった。私は夏輝目線で読んでいたが、光平のひん曲がった考え方に反感を覚えた。社会人になってからまさかこんな形で出会うとは思わなくて…人間だからいろんな人がいるのは当たり前で、自分と違う考え方の人もたくさんいる。違う考えも理解しつつ自分は自分、他人は他人という意識でいられたら良いと思う。中学の時大嫌いだったけど、将来また会えてこういう関係になれたのは、運命だったんだと思う。素敵タイトル。二人の名前の漢字がさりげなく入ってるのね☆

2015/11/17

ひめか*

再読。あぁやっぱりこの本大好き。お人好しでどんな人でも平等に仲良くしようとする夏輝と、他人と関わらず分かり合える相手がいなくて孤高を気取っていた光平。中学時代、お互いの心をかき乱す存在だった二人が仕事を通じて再会する。二人の名前が入ったこのタイトルもぴったり。光平が弱みを見せ「ばかだね、瀧くんは。中学の時から全然変わってない」と言いながら抱いて二人で泣く場面じーんとくる。「大人になるとは、自分にとって何が無駄であるかを見極めて捨て去り、残すべきものを選び取っていく過程のことなのだ」イチオシの一冊です!

2016/06/16

巨峰

学生時代、遠かった二人が分かりあえていく過程が素敵

2023/04/23

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