列車内での悲鳴はお静かに: オリエント急行6泊7日死体つき (新潮文庫 草 355-2)
列車内での悲鳴はお静かに: オリエント急行6泊7日死体つき (新潮文庫 草 355-2) / 感想・レビュー
kaizen@名古屋de朝活読書会
名古屋出身の作家で紹介があったので手に取りました。列車に関連する推理小説で,日本とヨーロッパを舞台にしており,興味が涌きました。登場人物も特徴的で,楽しみながら読み進むことができます。オリエント急行には乗った事がないので,ぜひ乗ってみたいと思いました。
2013/09/20
雪紫
「ーーどんなマニュアルを読んだって、殺人の容疑者といっしょに旅をする心得なんて、書いてありっこないからだ。」そりゃそうだ。オリエント急行ツアーの女性客は1人足りなかった。日本の別の列車で殺されたからだ。おまけにその容疑者がツアー客の中に。日本とオリエント急行、電話で繋がる謎解きが始まる。那珂先生を探偵に克郎夫妻がまだ恋人まで行ってない時のお話。タイトルに背いて結構悲鳴挙げてるなみんな(しかもそこが効く)。書き方やユーモアでそうは見えないが意外とエグいし、本当に取材せずに書いたの?と言いたい。かなり安定感。
2024/04/08
seasun
可能克朗&智佐子シリーズ2作目。スナック「蟻巣」の常連メンバーも登場し、二人を応援します。時々登場する作者の視点も加わって、どうやって二人をつなげるのかワクワクしながら読み進められました。回を増す毎に魅力的なキャラクターが増えていき、続編が楽しみになりました。
2011/08/01
nemuro
図書館から借りた『サハリン脱疽列車』を読むうちに、他にも辻真先が読みたくなりました。で、本棚にあった本書、トラベル・ミステリー第二弾から読み始めました。利用者の減少や老朽化で続々と寝台特急が姿を消す昨今、郷愁を誘います。
気まぐれ天使
4
2013/08/24
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