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恋細工 (新潮文庫)

恋細工 (新潮文庫)

恋細工 (新潮文庫)

作家
西條奈加
出版社
新潮社
発売日
2011-09-28
ISBN
9784101357737
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恋細工 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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❁かな❁

お気に入りさんに貸してもらいました!時代物はほとんど読まないのですが、こちらの作品は読みやすかったです!とっても素敵な作品でした☆お凛と時蔵の関係も良かったですし、みんなで命懸けで職人技を集結し大きい素晴らしい作品を作り上げるのも読んでて楽しめました!お千賀とお凛の友情も良かったです!いろんな人の想いに胸が熱くなります。ラストの方は本当に切なくて涙が止まりませんでした(/ _ ; )とても辛くて悲しかったです。ですが悲しいだけではなくて最後に少し救われました。時代物苦手な人にもオススメです♪

2014/09/11

じいじ

今冬の直木賞受賞作・西條奈加の『心淋し川』を読みたいと思った。書棚を覗いたら『恋細工』と『善人長屋』があったので、こちらを先に読むことに…。100年の伝統を持つ「椋屋」で繰り広げられる五代目の跡目相続と、娘おリヨウと錺職人・時蔵との、淡い儚い恋路を綴った物語。江戸の町に活気を!と、二人の心をひとつにする仕事ぶりに胸を打たれます。いま、コロナ禍と転倒事故のリハビリで体調不十分で、読了にえらく時間を要してしまったのが心残り。体調回復後に一気に読んでみたい作品です。

2021/05/10

コットン

ゆなさんから貸して頂いた本。恋や心意気や庶民の意気込みが書き込まれていますが何といっても、コアな部分は熱い熱い職人愛の物語で清々しい。特に錺職人の初代が作った香炉が時代や細工の変化を経て新しく生まれ変わり今後も伝搬と変化をし続けるだろう予感を漂わせるのが良い。

2014/02/05

七色一味

読破。○日1冊会でおすすめされた作品(確か…)。江戸時代の、デザイナーとマイスター(マエストロ)のお話。と、こんなにアバウトな説明もないか(笑) 天保の改革と言うと、賄賂横行の後をうけ、綱紀粛正・奢侈禁止、重農主義路線と日本史では習ったけど、庶民にとっては厳しい時代。そんな中で互いを認めあい、その技術を高め合おうとする前2/3と、それが結実し花開こうとする後1/3。ラストは、まぁ最初の方からこうするしかないだろうな、という展開だったけど、それも含めていい作品。

2014/01/19

優希

切ない恋心の物語でした。惹かれ合いながらもお互いの気持ちを確認できないお凛と時蔵。2人の健気さが辛かったですが、お互いにかけがえのない存在になり、時蔵の全てとお凛の想いが報われて良かったと思います。

2021/03/26

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