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新編 あいたくて (新潮文庫)

新編 あいたくて (新潮文庫)

新編 あいたくて (新潮文庫)

作家
佐野洋子
出版社
新潮社
発売日
2011-09-28
ISBN
9784101358215
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ジャンル

新編 あいたくて (新潮文庫) / 感想・レビュー

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lonesome

‘山がわらって 春がきた’(「めがさめた」より)‘くだけても これはわたしの こころ ていねいに ひろう’(「こころ」より)‘あの日の匂いが たちのぼるだろうか あの日の風が ふくだろうか’(「思い出」より)この詩集はすごい。何がどうすごいのか、言葉にするのは難しいけれど、やさしくおおらかな視点の言葉のなかに鋭い感性が伝わってくる。上に挙げた以外にも「あ、そうか」「ひかる」「猫よ」「手をください」など何度も読みたくなる詩がたくさんある。最後の佐野洋子さんへの詩もグッときた。

2014/12/09

かおりんご

工藤直子さんが、こんな大人向けの詩集を出していたとは、知りませんでした。心に残ったのは「あいたくて」、「痛い」「ほんとう」の三篇。中でも、「ほんとう」は気に入ったので、ご紹介。【愛する という言葉を知ったら 「ほんとうのことを言おうか」という 言葉のこわさも知りました】佐野洋子さんとのコラボも素敵です。

2014/05/15

てんちゃん

言葉が頭にうまく入ってこなくて、上っ面だけを読んでしまった。夏は集中力がイマイチで詩を読むには適してないのかも( ´△`)

2019/08/15

雨巫女。

《私‐図書館》さいごの洋子さんへの詩が好きです。会えなくなるとますます会いたいよね。

2011/10/24

波多野七月

「すきになるということは 心をちぎってあげるのか だからこんなに痛いのか」誰かを好きになるという事を、これほどまでに簡潔に、凛とした言葉で表した詩が他にあるだろうか。詩人でもあり、童話作家でもある工藤直子。『100万回生きたねこ』で有名な佐野洋子。この2人の手によって生まれたこの詩集が、素晴らしくないはずがない。どうか、まっさらな心とくもりないその目で。この言葉達に、出会ってみてください。

2014/04/28

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